「…ん…???」 「あの人…誰だっけ…???」
いきなり大輔に尋ねる慎二。
「ほら…、俺たちに祝儀くれた人???」
「…えっと~、確か…。」
思い出しながら、チラリと楓の方に右に顔を…。
そんな慎二の声に、左を向いて鼻声で、
「三浦彰人さん。拓植大学の教授だよ。バスケ部の顧問。」
「そうそう、三浦彰人さん。」
その時、楓の隣の相磯が、
「えっ!!!」
と、同時に大輔の隣に座っている陣内が、思わず、
「!!!!」
「お前等…、今…何て…???」
「へっ…???」
大輔。
「三浦とか…、拓植とか…。」
「はい、拓植大学の教授、三浦…彰人。」
相磯も、
「それって…。」
「なんなんだそれ…。こういう事って…ありか…。ふふ…。」
思わず笑みを零す陣内…。
大輔…、
「先生…何か…???」
相磯も、
「クスッ。」
「どうしたの…優美子先生…???」
楓。
「ん~~、拓植大学教授、三浦彰人。俺の大学時代の…恩師だ。」
笑みのまま陣内。
「そう~陣内先生の恩師よ、その人。今じゃ、カッコいいおじいちゃんかも…。」
と、相磯。
「え―――――っ!!!」
それぞれに驚く6人。
「世に知れた名物教授。確かにバスケットボールの世界じゃ、一番の名門は日体大。それでも拓殖大は5本の指に入る。しかも、その大学のバスケの顧問の三浦と言やぁ、選手を鍛えるには、正に神様だ。」
その陣内の話に…、
「何度聞かされたか、その話、陣内先生に…ふふ…。しかも…熱くね…。」
「えっ…、そうだったんですか…先生たち…。へぇ~!」
感心したように楓。
「どうやらお前たち、三浦教授に…気に入られたようだな…ん~???」
「えぇ、凄い包容力のある…方でした。」
と、大輔。
「そうだろ、そうだろ、ふふ。」
そして、いよいよ…。
慎二。
「うわっ、すんげぇ~~!」
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