社に戻って、自分の部屋に戻る奈緒美。 「さ~てと、何から手を付けるか…。」
社長室の自分の机の上に、並べられた様々なメモ。
早速受付兼秘書的存在の今西朋美がコーヒーを持って社長室に。
「お疲れ様でした、社長~!」
「う~ん朋ちゃんお疲れ。留守ありがとね~!あれ…これからデートじゃないの…???」
「ハイ。社長に全て報告した後から、出掛けます~!ふふ。」
「いいね~若いってのは~!啓介君も…カッコいいしね~!」
「お褒めに預かり…。…で、これが例の…。そしてこっちが…。」
奈緒美の机に並べてあるメモと報告、
これ即ち、その大半が、奈々子に対してのオファーである。
「よっし~やるか!ありがと、朋ちゃん、これからは…私の…し・ご・と!お疲れ~!」
「帰国早々…お疲れ様です。それでは…。」
と、朋子。
「Have a nice day~~…って…、ちょっと違うか…、もう夜だ…。はは…。」
「では…また明日。」
と、朋子。
「健介~~帰ったぞ~はっは~!」
「おぅ~来たか~お疲れ~!」
「おみやげあるから…今から良い…???」
「大丈夫なのか、お前、もう…夜の8時、回ってるぞ~???」
「いいの、いいの、早く早く。」
「…んじゃ…。」
「えっ…???フランス…???」
「そう…出発は明後日、忙しくなるぞ~奈々ちゃん。」
と、奈緒美。
ニューヨークから帰国後、わずか3日目にして、
既に奈々子の今後のスケジュールがほぼ埋まっているようになっていた。
海外での撮影のオファはもちろんの事、
国内の様々なメディアや分野からのオファ、
そして出演依頼などが続いていた。
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