「ただ…その人の代わり…と言うのも、これがまた驚き。」 「え…???」
と、奈緒美の話に、伺いをする奈々子。
「実は…そのモデルが、混血…アジア系なのよ。そんな時に、すぐにランディさんの頭に、ピーンと来たのが奈々ちゃん…だったって訳。ジョージも凄いよね…。」
「えっ…ジョージ…???」
と、奈々子。
そこで一気に笑い出す直樹。
「ハ~ハッハッハ。こりゃいいや。」
「あっ、ごめん、ごめん、奈々ちゃん…、うっかり…口が滑っちゃった、アハ。」
「なに…???どういうこと…ジョージって…???」
「ごめん、ごめん、気にしないで。…で、そのランディさんが…、ん…ん…、河合…さんにコンタクトを取ったと…。」
「ナオミ…、苦しいね~ハハハ…。」
「だってさ~仕方ないじゃん直樹~。似てんだもの~彼~。」
と、奈緒美…。
「社長…、なんの…話…???」
と、奈々子。
「つまり、こういう事…。奈々ちゃん…、いい事~。もう既に、ファッションモデル、片倉奈々子が、日本はおろか、海外にまで広まっちゃっているって事~!」
「え――――――ッ、うっそ―――――ッ!!!!」
「だから~もう…観念しなさい。ねっ…。」
と、奈々子の肩をトンと、叩く奈緒美。
「そ…、そんな…、わたし…、まだ…そんな…自信…ない…。」
「分かる。分かる…んだけど…、奈々ちゃん…。直樹も、私も…着いてるよ。…それに…、谷君もね~。」
「…はは…、ありがとうございます社長…。」
と、運転手の谷功治。
「いよ、相棒~!」
と、助手席で直樹。
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