「同じリアクション…はは。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
  そう言って風花を後にして、健介が拾ったタクシーに乗り、
今度は携帯を出して。
「店長…???」
と、健介。

「うん。急だから、お休みの連絡しておかないと…。」
「大・変・だこりゃ。」

「ん…、珍しいねぇ~片倉…か~。」
と、刈谷。

「……えっ、何…???…ニューヨーク???」
そしてこちらも…、
「えっ、うそ、な…、え―――っ???」
と、奈津子。

健介を見ながら奈々子、
「はは…、やっぱり…み~んな健介と同じリアクション…はは。」
「…いや…、だって…それ…ふつ~だろ!」

そうこう言いながら奈々子のアパートに着き、
「じゃ、気を付けてな。」
「分かった。ありがとう。帰ったら連絡する。大好きだよ、健介!」

「ヒュ~、はは。」

アパートに帰った奈々子、タイミング良く、そこに直樹から再度の電話。
詳細を聞き、急いで海外旅行の準備。あれやこれやの準備をしても、
結局、準備が落ち着いたが午前3時。

そして、一度はベッドに入ったものの、中々眠れずに、
寝たかどうか…、午前7時過ぎには部屋のチャイムが鳴り、
そのまま谷が運転する車で奈緒美と直樹と共に成田空港へ。

慌ただしさの中、車の中で事の詳細をもう一度奈緒美から聞く。

事の発端は河合拓哉のニューヨークで事業を展開している、
ファッションブランドのデザイナー、ランディ・ダラル。

拓哉のデザイナーとしての師匠とも言われる人物である。
ランディが育てたファッションモデルが急遽体調不良で入院となってしまった。

「もしかして…その人の代わり…???」
と、奈々子。



  「同じリアクション…はは。」 



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