「どうして…これ…2人とも…???えっ…、え―――――ッ!!!」 まずは、にっこりと康子。そして奈津子はもう、奈々子を抱き締めたまま、
「奈々子~愛してるよ~!」
「えっ…、えっえっえっ…、奈津さん、やっさん。私…???」
康子が…、
「ふふふ…、奈々ちゃん、もう…みんなにばれてるよ。奈々ちゃんの本当の顔…。ははは。」
「…そんな…何が…どうして…え~~???」
「だって…こんな風に、大々的に書いてありゃ、見りゃ、分かるでしょ。ふふ…、おめでとう。」
初めてその雑誌を手に取りまざまざと見ながら…、奈々子。
「あ~~~!奈津さ~ん、やっさ~ん。」
そして、3人で抱き合い、
「やった、やった、奈々子やった~~!」
「あ・り・が・とう~!」
と、言いながら涙を流して喜ぶ奈々子。
「頑張りな、奈々子、ここまで来たら、日本一、いや…世界一のモデル、目指しな。あたしたちも、応援するよ。」
と、奈津子と康子。
「でも…刈谷店長…???」
「ん~~!」
と、にっこり笑顔の奈津子と康子、OKサインを奈々子に見せて。
「え~~本当~~!!!ワハッ!」
殆ど会話もなく、黙々と自分の仕事を片付けて、チラリと健介を見て、
「お先…、私…帰るわ。」
そうポツリと一言、そしてバッグを持ってドアに向かう紗友莉。
「あ~お疲れ…。…って、えっ…???紗友…???」
と、声を掛けたが、既にドアを開けて廊下に…。
頭を傾げて…、
「どしたの…アイツ…???」
「ねぇ…健介~室長…。」
と、部屋の隅から歩きながら淑子。
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