奈津子の肩を叩いて康子。 | THMIS mama “お洒落の小部屋”
  鮎川紗友莉との対面がかなり奈々子の胸には激しく衝撃的だった。
否応にも、その衝撃を午後からは引き摺りながら…。

それでも、もう一方では、少し腑に落ちない事も…。

夕方のスタッフルーム。奈々子が仕事を終え着替えている。
そこに…奈津子と康子が入ってきて、
「はい、奈々子、お疲れ…、お昼過ぎのあれ…、どうしたの…、心配したけど…。大丈夫なの、あんた…???」
「はは…奈津さんやっさん、お疲れ様。御心配…お掛けしました。大丈夫です。」
と、ふたりにお辞儀をして…。

「大事な体なのよ、あんたは…。もう…気を付けて。」
「…あのぅ…、奈津さん…。その…私…大事な体って…???えっ…???」

その時、奈津子…突然、口に手を当てて…渋い顔をして…、
「あっ…私…やばっ。」
「えっ…奈津…、あんた奈々ちゃんに、何か言ったの…???」
と、康子…。

「えっ…何か言ったのって…???やっさん…何…???」
と、奈々子。

「ふふ…。」
と、笑いながら、奈津子の肩を叩いて康子。
申し訳なさそうに…奈津子。
「この…トンチンカンが…。」
と、自分の頭を叩きながら…。

「奈々子―――ッ!」
と、奈々子の名前を呼んだかと思ったら、
両手を大きく広げて奈々子を思いっ切り抱きしめた。

「えっ…、ええええ…、何…どうしたの奈津さん???」
「愛してる~~!」

「えっ!!!愛してるって、何を…私…???えっ…???」

奈々子を抱き締めながら体を揺らす奈津子。
テーブルに重ねられてある雑誌を取り、ページを捲り奈々子に見せる康子。

「えっ…これって…!!!」



 
奈津子の肩を叩いて康子。 


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