会社のラウンジに、カメラマン小川と一緒に、 「ナオミOK~???奈々ちゃんOKよ。」
「ハ~イ奈々ちゃ~ん。」
と、奈々子に手を振ってニッコリと微笑む奈緒美。
奈緒美を前に、いきなり姿勢を正して一礼をする奈々子。
「お疲れ様です社長。」
「ハハハ…奈々ちゃん、リラックスリラックス。直樹と一緒に、ナオミで良いよ、私の事は…フフ…。」
「…そんな…とんでもないです。私みたいな新参者が…。」
実際、奈緒美の前ではいつもの奈々子ではいられない、
緊張そのものの奈々子なのである。
「そ~んなに緊張しないの…。私の方が緊張しちゃう。」
と、笑いながら奈緒美。
「じゃ、直樹。」
「OK。」
「奈々ちゃん、今日…時間あるでしょう…???」
と、奈緒美。
「ええ…はい、大丈夫です。」
そう言いながら奈々子の肩に腕を回してニコニコと微笑む奈緒美。
この時点で、社を出る通りで数名の社員とすれ違うが、
その誰もが寄り添って歩く奈緒美と奈々子の姿を見るだけで、
顔を赤めるほどに魅力的な光景なのだった。
正に超一流のモデルが歩いていると言う感じなのだった。
それだけ奈緒美と言う女性は、一旦彼女が触れた女性の体は、
自然にしなやかな動きにさせるほどの人物だったのである。
アプローチで待っている社のワゴン車に乗り込み、
向かうは都内某所のホテルの一室である。
助手席に乗った小川が、
「谷さん。じゃお願い。」
「あいよ。社長、お疲れ様で~す。奈々ちゃん…綺麗だよ~!」
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