「お~ぅびっくりした~驚かすなよ、全く~ふ~!」 「はいはい、驚かせちゃいましたね、室長殿ぅ。」
「…やっぱり…ナテュールも新規…開拓みたいだね~!この前会った…、ルポゼ…神崎さんとこと正式に提携したようだ…。」
「ふ~ん。…で…???どうなるって…事…???」
「多分…今までのナテュールとは、インプレッション…変わってくるだろうね…。これだって、今までのナテュールのデザインとは一味違ってるから…。年齢層が違ってくる。」
そう…片倉奈々子がモデルとして撮影されているアイテムを見ながら、
遠くの方に目を遣りながら話す健介。
「ふ~ん。」
そう言いながら、健介からその写真を取り上げて、
じっくりと写真を食い入るように見る紗友莉。
「…ん…???この人…???」
「……。」
思わず紗友莉のその言葉に顔を向ける健介…。目が…。
「…この人ってさぁ…、何歳なんだろう…ねぇ…。若いとは思うんだけど…。こういう風に…写真撮られると…、このアイテム…、自然にゲットしたくなっちゃうよね。多分…、そんなに凝っていないアイテムだとは…思うんだけど…、これじゃ、老いも若きも…買うわ。」
低い声で健介が…、
「そっちかよ…。」
「ん~。分かる気がする今…人気だって事…。…ん…???健介…今…何か言った…???」
「…ん…???いや…別に…。…さ…て…と。」
「奈々ちゃん、お疲れ…。」
「あっ、小川さん、お疲れ様でした。」
「ちょっと…これから良いかな???」
「あっ…はい。」
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