「奈々ちゃん…ちゃんと寝てる…???」 「ええ…大丈夫です。ぐっすりと寝てますから…。」
「そっ、良かった…。何たって、あなたは卵なんだから、期待してるわよ~ふふ…。頼んだぞ直樹。」
「ハハ…ヘ~イ、ラジャー!」
「えっ…うそ…私なんてまだまだ…全然。社長…そんなに…。」
いきなり顔を赤らめる奈々子。
「な~に言ってんの、今や凄いよ奈々ちゃん。あんたが…知らないだけ。」
「そんな…私なんて…。」
思いっ切りかしこまる奈々子に、谷も…。
「あれ…奈々ちゃん、知らないの…???奈々ちゃんで撮ってるアイテム。どれも結構完売してるって…。」
「えっ…うっそ…???」
「おいおい奈々ちゃん、本屋さんで働いている割には…。知らなかった…か~???」
「えっ…、えっ…そ…う…なんですか…、完璧に…しら…な…い。」
そして隣の奈緒美を見て、両手を目の前で合わせて…、
「ご…めん…なさ~い社長。」
「…やれやれ…まったく…。可愛過ぎるよ~奈々ちゃ~んこの~!」
と、奈緒美も少しおちゃらかになって、
奈々子の両脇に両手をやってくすぐる。
「キャッ。」
「ハ~ハッハッハ。」
と、奈緒美。そして、谷に向かって、
「谷君、あとどれくらい…???」
「あと…10分くらいっすね。大丈夫っすよ社長、予定より早く着きそうですから。」
「社長…どこに…???」
と、奈々子。
「奈々ちゃんにも一度逢ってもらわないとね…。新規のお客様。」
「えっ!!!」
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