初めてこういうパーティに招かれた紗友莉にエスコートをしているジミー。 けれどもそんなジミーと紗友莉を見つめている二つの視線…。
少し外の空気を吸いたくなってすぐそばのバルコニーへ…。
そこから見える少し遠くの夜の街の灯りを見ながら、
少し夜風に浸りながらの紗友莉。
髪を優しく撫でてくれるそんな心地よい風を感じながら、
ふと斜め後ろを見た途端、
「!!!!」
すぐさま今見てしまった光景から目線を逸らしてしまった。
今まで自分が座っていた席、
そこには紗友莉には到底太刀打ちできない女性が1人、
しかもジミーと隣り合わせにしっかりと身体を密着させて、
その女性の耳元でジミーが囁いている…。
見てしまったものを見なかった事にできるはずもない。
一気に身体が震えてしまった紗友莉。
おそるおそる見てしまった場所に再び…、
すると今度は誰もいない。
何故かしら…目頭が熱くなる紗友莉。
うつむきながら街の灯りを見ている紗友莉に、
「ねぇ…あなた…。」
後ろから紗友莉に声を掛ける女性。
「鮎川…さんって…言ったかしら…???」
紗友莉がその声に振り向くと、ゆっくりと歩きながら、
腕組みをしながら紗友莉に歩み寄る女性。
「ジミーと一緒の…人でしょ。」
まるで外人モデルのような女性が1人、
紗友莉のとなりに両腕を突き、街の灯りを見渡す。
さっき、ジミーと一緒にいた女性である。
全く訳が分からない紗友莉…、
「あのぉ…、あなた…は…???」
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