「おはよう。昨日はお疲れさん紗友。イベント…、どうだった???」 そんな健介の朝の挨拶に、健介に振り向きもせずに、
少し戸惑ったような感じで…、
「ああ…おはよ、健介…。…ん…、うん。素敵だった。」
「…そう…。どうした…???なんだか…元気なさそうだけど…。」
「…ん…、別に…。昨日…、イベントの終わりにスタッフ数人で打ち上げ…二次会まで付き合っちゃったから…。少し…飲み過ぎ…かな…。」
「そっか…イベント…大盛況だったようだね。」
「…ねぇ…健介…???」
「…ん…???何…???」
「…昨日…わたし、あることに、出くわしたんだけど…。」
「え~何…、ある事って…???」
「健…介…、怒らないで…、聞いてくれる…???」
「えっ…俺が…怒る…、って…、そんな事…???」
「…ん。事と…次第によっては…。」
少し慌てたような顔をして健介…。
頭の中で必然的に浮かぶ奈々子の顔…。
「…何…どんな事…???」
「実は…。」
「うん…、実は…。」
「私…に…。」
「…ん…???紗友に…???」
「ファン第一号ができちゃった~~!」
「…!!!!何…、ファン…???」
「そう…ファン。健介…ヤキモチ…妬かないでよ。私にファン。…しかも…20代前半。」
「おいおいおいおい、紗友…、お前にファン…。」
「そう~よ~昨日の夜、二次会の場所で、思わず…告られちゃった。新人ちゃんに…。」
「…マジで…。」
そうポツリと呟いた健介…。実際…どういうリアクションをすれば良いのか…。
「どしたの…健介…???」
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