「…ん…???」 と、一旦自分のスマホを手に取り、相手の電話番号を見て、
またそのままテーブルに置くジミー。
「どうしたの…電話…出ないの…???」
「…ん…、ああ…いいさ、別に…、気にする事ないよ。」
「…ん…、さては…またジミー、やっちゃったんじゃ…ないの…???」
「…ん…???まぁ…ちょっとね…。」
「まったく…、あんたって…。その子…可哀想じゃない…。」
既にコールが止まったスマホを見て瑤子。
「掛け直した方が良いんじゃない。気にしてるよその子。」
そんな時にウェイターがテーブルに、
「さあ~何にする瑤子。」
「やれやれ…あんたって人は…。…さ~て私は…。」
「お疲れ様です店長、今、入りました~!」
「おぅ~お疲れ様、おはよう。」
刈谷に挨拶してそのままスタッフルームに入り、
着替えをして店内に入る奈々子。
「お疲れ様、奈津さん。」
「おや、奈々子~お疲れさん。来たね。」
奈津子と入れ替わりにレジに入る奈々子。
「じゃ、奈々子、頼んだよ。」
「はい。」
そんな交替した奈々子に、ひとりふたりと、レジに足を進める客が数名。
「はい、ありがとうございます。…1,830円になります。」
またいつもの…両側フィッシュボーン、
そして黒メガネの奈々子の勤務の始まりである。
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