「電話ありがとう…。ジミーです。…ん???何か…言ってた…???」 「あっ…、いえ…別に何でもないんです。」
思わず背中に冷や汗が伝うような気分になりつつも…。
「今…電話…大丈夫なの、仕事の方は…???」
「あ、はい、先ほどは失礼しました。終わりまして今…通りを歩いているところなんです。」
「えっ…今…歩いてるところ…???って…、どの辺なの…???」
どの辺なの…と、聞かれて思わず…、
「えっ…、何でそんなこと聞くんだろ…???」と、思いながらも…。
「どの辺って…、ここ…は…えっと~恵比寿の…。」
「そっか、恵比寿ね。じゃこれから僕もそっち向かうよ。そのまま駅に向かっててくれないかな。」
「はい…???あの…ジミーさん、これから僕も…って…???」
「じゃね、See you」
そのまま電話は切れて…、
「うそでしょ、そんないきなり…。弱った~!」
と、感じる紗友莉でもあったが、その反対の気持ちでは、
ある意味での期待感も少しだけ、紗友莉の中で芽生えてもいた。
「どうしよう…わたし…これから…???」
敢えて、ジミーにお断りの電話など…。掛けられるはずも…なかった。
「…そんな…恥ずかしい事…。」
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