「自分の思った事は、何とかやってみて、結果がどうあれ…。そういう性格だからね…あんた。」 「……。」
「実は…私も最初にあんたに彼の事…頼まれた時点で、もう分かってたんだけど…。でも、今までのタイプとは全く違うからさ、ある意味では心配だったのよ…。でもこれも一つの経験かな…って思って…。健ちゃんには悪いけど…。」
「健介…???健介は…大丈夫よ、私の事…。!!!」
その時、一瞬紗友莉の脳裏に甦ったワンシーンがあった。
「…健介…あの時…???…」
「紗友ッ、紗友ッ!…ねぇ…紗友、…まさか…健ちゃんと何か…???」
「…あっ、ううん、何でもない。真子…とにかくありがと、感謝してる。…また、電話する。サンキュ。」
そう言って真子との電話を切る紗友莉。
「あっ、ちょっと~紗友…。…ったく~あの子ったら~やれやれ…。」
そう言いながらリビングのソファに落ち着く真子。
「マ~マ、これ…有希が書いたの。」
「えっ、これって有が書いたんだ~上手~うまい、うまい、パパ、これこれ、有の絵…。」
「ん~どれどれ~!お~こいつぁいいや。有…いいぞ、いいぞ~もっと書いてくれ~!」
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