ワインを飲みながらも、ブュッフェの料理をチラチラと見回して…、健介。 「ふ~ん、フランスのシェフねぇ…。すげぇんだなここって…。」
そんな健介の傍で、コチラは料理というよりはどちらかと言えば、
招待されているゲストのファッションに目が行く紗友莉。
そんな中で、次第にホールの照明がわずかに落ちる。
そしてホールの両側と天井からのスポットがステージを照らす。
「健介…そろそろよ。」
健介の顔の傍で耳打ちしながらステージの方に顔を向ける紗友莉。
「…ん…、始まったか。」
華やかな装いでステージに立つ塚本加奈子。
「今日は私のバースディのために、数多くの方々…お集まり下さって、本当にありがとうございます。……、是非ごゆっくりと楽しんで下さいませ。」
そんな挨拶をした後で、ステージ上では、
様々なアトラクションが繰り広げられる。
そんな中で加奈子が自分のバースディのために、
集まってくれたゲストそれぞれに挨拶をして回る。
そしてやがて健介と紗友莉の前にも…。
「ハイ、健介、紗友、お久しぶり。今日はありがとうね。」
健介がワイングラスをかざして、
「おめでとうございます。」と、一言。
そして紗友莉も同じく挨拶した後で…、
「えっ…!!!」
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