珈琲ことの葉 第5話 | 美味しいコーヒーが飲みたい!心が豊かになる無農薬珈琲専門店:豊川

美味しいコーヒーが飲みたい!心が豊かになる無農薬珈琲専門店:豊川

このBlogは、ゆるりと心を解きほぐす美味しいコーヒーと心豊かになる言の葉をお届けします。美味しいコーヒーとともに過ごす時間は心に余裕をつくり、人生を豊かにします。お読みいただいたときだけでも少しゆるんでもらえたら幸いです♪(´ε` )



珈琲ことの葉
第4話『自分のおいしいを求めて』はこちらから

第5話『 コーヒーはだれと飲むのか 』


わたしの大学生時代に通い詰めたカフェは

今はもう そこにはありません

移転してしまったみたいでして…

寂しい限りです



時は流れて…

金融マンとして社会に出たわたしは

やはりいろいろな珈琲店を探していました



〈愛情を持って心を込めて手を加えたコーヒー〉

なかなかそれを感じるお店はありませんでしたね




仕事ではお客さんにも恵まれて、金融の仕事にも慣れたある日


一番よくしていただいているお客さんから

突然、呼び出しを受けましてね



「大きな交差点の角のビルの2階の喫茶店に至急来てくれ」

「…はい、すぐ伺います」



大きなミスはしていないですし

打ち合わせることも特に思い当たらない…


不安な思いにかられながらその場所に向かったんです

そこは古ぼけた4階建の雑居ビル

1階は潰れたのかシャッターの閉まったタバコ屋があって
その脇に薄暗い階段が見えました



直感で思いましたね


“ これはヤバイかも ”


でも信頼のできるお客さんでしたので

思い切って階段を登っていったんです




2階にポツンとお店らしきドアがひとつ

小さく【珈琲屋】とあり、人の気配がします


「カランコロン」

「いらっしゃい」


店内でお客さんが手招きしていました

店内といってもカウンター席わずか6席の極小空間

すぐ目の前に年嵩の女性店主さん


“こんなところに喫茶店? ” と驚きましたね


お客さんはそんなわたしを見ながら

となりの男性と笑っていました


「ここ、ここ 座って」

「あっ、はい こんにちは」

「今日はお客さんを紹介してあげる」


そう、隣に座っていた男性をお客さんとして

紹介してくださったんです



そのとき、いただいたコーヒーの香り高さは格別でしたね



丁寧に淹れられたコーヒーは

もちろん美味しかったのですが

それよりもそのお客さんの言葉が忘れられません



「この【珈琲屋】はね

こんなに狭いでしょ

すごく人を近く感じるんだよね

だから親しい人とか信頼できる人しか

誘わないんだよ」



とても嬉しかった

この嬉しさはコーヒーの香りと共に覚えていますねぇ



気心知れた仲間同士でお酒酌み交わすように

こうしてコーヒーを飲みながらゆったりした気分で

信頼できる人と過ごす時間

コーヒーってこういう使い方もあるんだなと思いました




わたしはさまざまな人たちとコーヒーを共にしてきました

美味しいコーヒーも提供してきた



そのなかでひとつ気づいたことがあるんです



それはね…


コーヒーをだれと飲むのか?

これは結構大切であること



そしてその究極が…

ひとり自分のために淹れる「おうち珈琲」だと思うんですよね



一番信頼すべき「自分」と向き合い

ゆったりとした時間の流れに身を任せ

満ちて整う心を感じるのが「おうち珈琲」



信頼できる誰かと一緒に飲むコーヒーは

アイデアや楽しさ、安心を与えてくれます



信頼すべき「自分」と一緒に飲むコーヒーは

ゆとりや余裕、満ちて整う心を感じさせてくれます



自分を満たし整える「コーヒー」を自分の生活に取り入れる

するとそこには様々な気づきがあると思いますよ



あなたは誰とならコーヒーを飲みたいですか?

思い浮かんだ人となぜ一緒がいいのでしょう?

それが自分自身だとしたら何を感じますか?


珈琲ことの葉
第6話『コーヒーに迷う』はこちらから


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