8/16(土)は、こちらにいました。
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紅葉坂(もみじざか)という、綺麗な名前の坂です。この坂の途中には…
県立青少年センター、県立図書館、県立音楽堂という、神奈川県が持っている文化施設が集まっています。これらの奥には横浜能楽堂もあります。この日、私が向かったのは…
こちら。県立青少年センター。私は中学生ぐらいの頃、ここで開かれた陶芸教室の課外授業に来て、灰皿かなんかを作った記憶があります。
来たのはそれ以来なので、おそらく50年以上ぶり。この日の目的は、こちら↓
横浜の山手にあるバレエスクール『山手バレエ*ハウス』の発表会です。山手バレエ*ハウスは、ブログで交流させて頂いている「ちみたん」さん(本名は山田芳実先生)が主宰されています。
プログラムを拝見すると、山手バレエ*ハウスが生まれて今年で26年。そして今回は18回目の発表会だそうです。
バレエスクールの発表会というものは、本来は、お教室に通う生徒さんやそのご家族、バレエ関係者が集まる「身内の」催しなのかなと思います(広くチケットを売り出したりせず、観覧無料です)。
ですので私なんかがお邪魔しても良いのかなという気もするのですが、数年前に私がこのブログに書いたバレエの記事をちみたんさんがご覧になって「ぜひ観に来てください」とお誘い頂き、私は今年で3回目になります。
会場は、青少年センター内にある「紅葉坂ホール」。収容人数500人ぐらいでしょうか?(センターのサイトを見ても分かりませんでした)
開館は1962年ですけれど、かなり新しく感じたので改装されたのでしょう。
発表会のプログラムはこちら↓
<第一部>
<第二部>
いろんなバレエ作品の有名な場面がいろいろなダンサーによって次々に繰り広げられます。言わば「ガラ公演」ですね。
山手バレエ*ハウスに通う生徒さんたちや、プロのゲストダンサーも混ざって、熱演が続きました。
私はバレエを継続的に観るようになって、まだ8年目の初心者です。でも今回の発表会の演目にあった『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』『ジゼル』『ラ・バヤデール』『ドン・キホーテ』は舞台を観ているので、振付や衣装などなんとなく記憶に残っている部分もあり、観ていて「ああ、これこれ」と思う場面も多くて楽しかったです。
私もそろそろ「バレエ初心者」から「初級者」へかすかに一歩踏み出した…と言っても良いでしょうか。まだ早いですかね?![]()
しょっぱなの『おもちゃのチャチャチャ』を踊った高橋和奏さんは、小学校低学年ぐらいに見えました。客席が暗くなり、緞帳がする~っと上がると、舞台の真ん中に一人で立っていて、スポットライトを浴びているんです。たった一人ですよ?
めっちゃ緊張するだろうなぁと思いましたが、最後まで笑顔で堂々と踊りきりました。すごい!舞台度胸、満点ですね。
スクールの生徒さんたちが次々に登場しますが、私の見た感じ、やはりポアント(つま先立ち)が綺麗に出来ると美しく見えますね。そしてポアントがきちんと出来るようになるのは、小学校の高学年ぐらいからなのかな?と思いました。
でも、まだ幼いダンサーの卵の皆さんたちも、「いつか私もプリンシパルやエトワール(主役ダンサー)に!」という思いを胸に一生懸命踊っていたのでしょう。
そして山手バレエ*ハウスの卒業生や他のバレエ団からのゲストダンサーも多数登場し、プロならではのテクニックと表現力を堪能させてもらえました。今回は特に『山手バレエ*ハウス発表会 & YバレエFRIENDSの会」と銘打たれていたように、生徒さんの発表会と合わせて、ゲストの方が多いところが、私が過去2回拝見した内容とは異なる点かなと思いました。
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私が特に印象に残ったものを挙げておきます。バレエ初心者のクセに僭越ですがお許しください。
鏡の中の恋人 山田芳実 菅野英男
今回、ちみたんさん(山田先生)が唯一踊られた演目です。お相手の菅野英男さんは新国立劇場バレエ団の元プリンシパル。お世辞でなく本当に素晴らしかった!
資料がなくて分からないのですが、これはクラシックバレエではなくオリジナルなのかな?衣装も振付もバレエというよりはモダンダンス的な…うまく言葉に出来ずもどかしいです。舞台の上から垂れ下がるカーテン?をよじって動きをつけて、照明もかなり凝った感じ。振付も動きが多く、男女の情熱が激しく交錯する様子が伝わって来ました。
伴奏も含めて、私は「立体的なバレエだなぁ」と思いました。バレエを観ていて「立体的」という言葉が浮かんで来たのは初めてです。良かった!
「コッペリア」より スワニルダのバリエーション 井上香乃
井上香乃さんはいくつかのバレエコンクールで優秀な成績をおさめているそうです。姿勢の美しさと動きのキレの良さが印象的でした。
「ドン・キホーテ」より グラン・パ・ド・ドゥ 包原夕優 玉川貴博
包原夕優さんはバルセロナバレエ団に所属しています。玉川貴博さんはザグレブ・クロアチア国立バレエ団のソリスト。
私は包原さんが演じるキトリに魅了されました。スペインのバレエ団に所属しているだけあって、「ドン・キホーテ」の主役キトリがとてもお似合い。見せ場の中の見せ場とも言える「32回のグラン・フェッテ」もきっちり決めてくれました。お見事。
Steal my heart 荒井しのぶ 川口裕也
これも「鏡の中の恋人」と同じく、クラシックバレエではなくモダンダンスというかコンテンポラリーダンスと呼んだらよいのでしょうか。音楽は『テイク・ファイブ』。デイヴ・ブルーベックで有名なモダンジャズですね。私もさすがにこれぐらいは分かりました。
曲のイメージ通り、都会で暮らす男女のすれ違い?駆け引き?を土台にした大人っぽい雰囲気のダンス。クラシックバレエの演目が多い中で、音楽だけでなく衣装も動きも観ていて新鮮で、引き込まれました。
川口裕也さんはバレエの他にオペラ、演劇、日本舞踊などの分野でも活躍中だそうです。安っぽい言葉しか思いつかなくて申し訳ないけれど、ひときわ「男の色気」の漂う方でした。
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他にもたくさん、胸に響いた場面はありましたが、全部を記憶に残すのは難して、このぐらいしか言葉に出来ず残念です。
とにかく、この発表会の開催に至るまで、どれだけ多くの人が努力を重ね、情熱を傾けてきたか。それを思うと胸が熱くなります。並大抵のことではなかったはず。
特にちみたんさん(山田先生)は全体を統括するプロデューサーでありながら、ご自分が出演する舞台のお稽古もしなければならず、さぞかし大変だっただろうなと思います。自分一人で踊るのでなく、相手役がいるわけですから、呼吸を合わせるためには何度も何度も二人でお稽古を繰り返されたのでしょうね。
他の出演者の皆さんも、ほんの数分間の舞台のために何十時間、何百時間を注ぎ込んでこの舞台に立ったはずです。裏方さんたちも同じく。バレエも演劇も音楽のライブも、舞台芸術の尊さってそういう“ライブ感”なんですよね。映像などの「記録」は残るけれど、実体はその日、その場所にいた人だけしか味わえない。
そういう美しさ、素晴らしさを感じさせて頂いた発表会でした。あれだけの内容のものを無料で観させて頂いて良かったのかな?と恐縮してしまいます。
ちみたんさん(山田芳実先生)のご活躍と、山手バレエ*ハウスさんのますますのご発展をお祈り致します。







