2週間も箱に入れられていたラグドールくん
破裂寸前の膀胱を、夜間救急にて尿道にカテーテル入れて溜まりに溜まっていたおしっこを出してもらいました
そうしてその後様子を見ながら過ごし
処方された薬を昨日で飲み終わり、エリザベスカラーも外しました
そのエリザベスカラーだって、この子はもがいて外そうなどとすることもなく
あっちこっちにつっかりながらも黙って我慢をし
これだったら大丈夫だと、ぴったりだったボタンを一つ分緩めてみてもそれを外すことなく毎日良い子でつけていました
病院の先生が 「この子はすごく良い子です」と何度も仰った意味がわかるけど
魔女はそこが悲しくて
4年間、箱に入れられて移動ばかりの日々を我慢し続けて
やっとエリザベスカラーが外されたラグドールくん
この子にとってそんな我慢の日々が当たり前になってしまっているとしたら
私はたまらないのです
今回の件も多少の元気を取り戻すまでの毎日は辛かったことと思います
元気いっぱいの《ふくちゃん》に比べ、ケージから出てお気に入りの猫ハウスでじっとするばかりの日々
狭い箱に入れられ続けていたせいで、ケージに入れられているのは嫌みたいなので
はしゃぎまくりの《ふくちゃん》をケージに入れ、ラグドールくんはケージから出しました
それだって、どうしてもでたい、とは言わないのです
だけど様子を見ていると自由に歩き回らせると、そのことに喜びを感じているのがわかりました
《ふくちゃん》、「ずるい!」「ずるい!!」
そして、「ごはん!」「ごはん!!」とケージの中で大騒ぎしてございます
ラグドールくん、4日目くらいからだいぶ元気になって
魔女が部屋に入ると、ごろごろとのどを鳴らながら入り口までやってきます
ラグドールくんも繁殖用にさせられていた猫でした
そしてこの子はおとなしい性格なので、ただ黙って自分の生活を我慢し続けていました
諦めていた・・ と言ってもいいのかも知れません
そうして魔女家に着いたとたん死にかけて
救われて
回復しつつある中
自分というものの本質をどう表せばいいのかわからないでいる気がします
例えばラグドールくんが回復の兆しを見せてきたところでふたりをおもちゃで遊ばせてみました
喜んで遊ぼうとするラグドールくんのおもちゃを
即刻横取りする《ふくちゃん》
遊び方が激し過ぎてまともに写真も撮れません
この子・・ 野生に戻ってしまったよ
・・・
仕方がないからケージの中でネズミの尻尾おもちゃで遊ぶラグドールくん
それでも楽しそうに遊んでくれました
ふたりの性格はあまりに違い過ぎて
というか、心の扉を吹っ飛ばしてしまった《ふくちゃん》と
我慢し過ぎていまだ心の扉を開き切れていないラグドールくん
そこのところだと思うのですが
《ふくちゃん》、悪気は全くないのですが
はしゃぎすぎて不調のラグドールくんに体当たりしてきたり、追いかけたり
確かに活発なベンガル比べたら
ラグドールはおっとりとして優雅なタイプ
それにしてもラグドールくん、もっと自己主張してもいいのに
ラグドールくんが小さな声で言います
ラグドールくん 「あのこ(《ふくちゃん》)・・ すごすぎる」
魔女 (自己主張した・・)
魔女 「じゃあ こうたいで おへや(ケージ)から でて あそびましょうね」
ラグドールくん 「そうして ほしい」
ラグドールくんの回復を見て里親さんを募ろうと思っていた矢先の昨日
魔女の生徒さんご一家が魔女家を訪ねて来られ、ラグドールくんに会われました
そうしてその場で家族にしてくださることが決まりました
実はもう名前も考えておられ
ラグドールくんは《マシュー》という名で大切な家族として新たな猫生を歩むことになりました
魔女 「いまから あなたを 《ましゅー》と よびます」
ラグドールくん 「まちゅ・・」
魔女 「あなたの おなまえだよ」
マシューくん「おなまえ?」
魔女 「せかいに たった ひとりの たいせつなこ、って いう いみ」
マシューくん 「たいせつなこ」
魔女 「いまに そのこと わかるからね」
あの不遇の《ぐれ》と、その後、姉弟で路上をさ迷っていた弟君の方(今は《ちくわ》という名 姉も他所に引き取られています)のふたりを引き取ってくださり、彼らにこの上ない幸せを与えてくださっている生徒さんご一家です
《マシューくん》の引き取りはちゃんと体を治し、その後去勢手術を致しますので年末となります
それまでに《マシューくん》が自己主張を強めてくれますように
読者様方
これまでたくさんのリブログやご心配をいただき誠にありがとうございました
遅ればせながら心よりお礼を申し上げます
また、忙しさからコメントの返事も滞っておりますこと、お詫び申し上げます
必ずお返事を致しますので、あと少し猶予をいただければ有難く思います
さらに、読書登録をしていただきました方々には改めてお話をさせていただきたいことがあります
近いうち、多少落ち着きましたらそれについて書かせていただきます
殺処分寸前の命たちでしたが
ふたりともに素晴らしい里親さんが決まり、やっと心の重荷が減りました
皆様方には深く感謝申し上げます











