オーブンで焼くと冷めた途端に味が落ちるので、熱々のうちにバターを塗って、メープルシロップをかけていただきます。

1つで3~4人分。
一緒に食べる人がいる時にしかおすすめできない方法です…

さて今日は、不定期で載せているコーヒーのお話を。
(私はコーヒー屋さんをしています)
お菓子にコーヒーはつきものですよね。
コーヒーが好きという方は多くいらっしゃると思いますし、美味しいコーヒーを合わせれば、お菓子の美味しさをより引き立たせることができます。
何気なく合わせたり、選んだりしている方も多くいらっしゃると思うのですが、もし来客時のお菓子と一緒に出すコーヒーを迷ったり、自分の好みに合うものを探していろいろと試しているところでしたら、一つの目安として参考にしていただけますと幸いです。
■食べ物と飲み物の組み合わせ/美味しい飲み物の淹れ方まとめ
→http://hama-sush-jp.pro/lovable-kitchen/entry-12133207508.html

今回は酸味についてちょこっと。
酸味は、苦みとおなじくらい、コーヒーの好みが分かれる条件のひとつです。
コーヒーを選ぶ際”酸味が苦手”という方も多いのですが、酸味にも種類があります。
大きく分けると、もともと豆が持っている酸味と、酸化した酸味です。
もちろん、酸化した酸味は美味しいわけがなく、論外です。
全てがそうというわけではありませんが、例えば大量に仕入れているメーカーさんのものは、正直いつ焙煎されたものかわからない場合や、お店にどれくらいの期間陳列されているのかがわからない場合もあります。
酸化しにくい工夫がされているパックのものもありますが、やはり時間が経つほどに味は落ちますし、それは自家焙煎専門店で購入したものでも同じです。
保存については、詳しくは先ほどのリンク先から読むことができます。
【酸味の感じ方】
コーヒーの酸味、と一口に言っても、感じ方は人それぞれです。
料理でも、例えば「レモンのマリネ」と「酢の物」はどちらも酸味を感じますが、風味は違います。
そしてレシピによって、どれくらいのレモンを入れるのか、酢を入れるのかなどでも、酸味のバランスは全く違ってきますよね。
コーヒーも、同じように酸味の種類や程度はそれぞれです。
香りが強いと言われるものや、高価な豆は、実は酸味系であるということが多々あります。
”この豆の酸味は苦手だけれど、こちらの国の豆の酸味はとても良い香りに感じる”ということも多く、酸味をひとくくりにすると、美味しい豆との出会いを逃すこともあるかもしれません。
とは言えやっぱりどの酸味も苦手で、どんな酸味も不要という場合は、お店で”酸味がないものを”とオーダーすると教えてもらうことができます。
【コーヒーの値段】
ちなみに”美味しい豆”と言いますが、コーヒー豆は値段が高いほうが美味しいというわけではありません。
もちろん美味しいとされているものも多いのですが、輸送費だったり、希少価値だったり、不作だったり、ほかにもいろいろな理由で価格が上下することがあります。
”高いものならば誰にとっても美味しいというわけではない”と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
結局のところ一番大事なのは、飲む人の好みに合うかどうか。
自分にとって《味と値段が釣り合う豆なのかどうか》なども大事な選定基準になります。
また酸味はミルクを入れることでもまろやかになって緩和されますが、コーヒーだけを飲むのか、何かお菓子などと一緒に飲むのかというのでも味の感じ方は変わります。
たくさんの種類が選べるコーヒー豆屋さんで迷っても、”おすすめをください”というよりは、普段の飲み方や、苦みや酸味それぞれの程度を伝えたほうが、より好みに近い種類に絞られてきますよ。
* * *
詳しい方はご存知のことばかりかと思いますが、何かお役に立てる部分がありましたら嬉しく思います。