シュトーレン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

フルーツやナッツが贅沢にたっぷりと入った、ドイツのクリスマスには欠かせない発酵菓子、シュトーレン(シュトレン)。
11月30日に最も近い日曜日からクリスマスまでの4週間の“アドベント”と呼ばれる期間に毎日少しずつ切り分けて食べられることで有名ですが、我が家では毎年すぐになくなってしまいます。

1週間ほど寝かせるとフルーツの風味が生地に移って味も馴染むのですが、味が馴染んで行く過程で食べても、待てなくてすぐに食べてしまっても美味しいんです。





フルーツやナッツの量が贅沢なので、暖房がきいていて室温が高い場合だと、ちょっと崩れやすくなります。
冷蔵庫で冷やしておくと、きれいに薄く切り分けることができ、濃厚なので少量で満足できる美味しさです。





以前載せたものと配合は変わりませんが、毎年この時期になるとレシピをお気に入りに登録してくださる方が多いので、今回はよりわかりやすく手順を編集し、写真を追加してご紹介することにしました。

何度か発酵させますが、大きさでは発酵の終わりが判断しにくいので、発酵機能があるオーブンを使って作ります。
スパイスは配合していないのですが、お好みで加えても美味しいと思います。

成形方法は2つご紹介しています。
作り方の手順⑤で《大きく作る場合》と《小さく作る場合》としていますが、サイズを逆にして成形してもOKです。



■クリスマス・アドベントに食べられるお菓子レシピ一覧
 →https://hama-sush-jp.pro/lovable-kitchen/entry-12101083736.html


【材料】

大サイズ1つ or 小サイズ2つ分

☆発酵種
 強力粉 40g
 牛乳 40g
 ドライイースト 2.5g

☆生地
 無塩バター 45g
 グラニュー糖 30g
 塩 ひとつまみ
 牛乳 30g
 薄力粉 70g
 強力粉 40g
 ラム酒漬けドライフルーツ  180~200g
 ナッツ 50g(クルミ+好みのナッツを合計)

☆マジパン
 アーモンドパウダー 30g
 粉糖 30g
 卵白 3~5g

☆仕上げ
 無塩バター 90~100g
 粉糖 適量


【準備】
○ドライフルーツの汁気を切っておく
○ナッツが生の場合は150度に予熱したオーブンで7~10分ほどローストする


【作り方】

①発酵種の材料を箸でよく混ぜて(写真左)30度で60分発酵させる
 →発酵させている間に生地用のバターを室温にもどしておく


★発酵後(右)は少し膨らみ、ところどころ小さく穴が開いている状態

②室温に戻したバター・グラニュー糖・塩を泡だて器でよく練り合わせ、牛乳・強力粉・薄力粉を加えて手でよくこねるように混ぜ込み、ある程度混ざったら発酵種も加えて、表面がなめらかになるまで手でよくこねる。
 その後フルーツを3回に分けてもみこむように混ぜこみ、ナッツも同じように混ぜ合わせる。


★フルーツを加える前までは、パンのようにグルテンを出す必要はないものの、なめらかになるまではしっかりこねるようなイメージ

③30度で80分発酵
 →発酵終了後もほとんど膨らんだりせず、②の写真と見た目に大きな変わりはない

④発酵させている間にマジパン用のアーモンドパウダーと粉糖を合わせ、卵白を少しずつ加えて指先でよく練りこみ、べたつきすぎず、ぽろぽろすぎない柔らかさに練り上げる。
 長さ10~15cmほどの棒状に1~2本成形しておく。
 →どのサイズと成形方法で作るかによって変わる

⑤作業台にオーブンシートを敷き、手とシートにやや多めの打ち粉をしてから、生地をオーブンシートの上に取り出し、キリストの産着の形に成形する。
 →柔らかいので生地を折りたたむ際にはカードを使うと崩れにくい
 →シートの上で成形するのは、崩さずに天板に移すことができるため

【小さく2つ作る場合】
 生地を2つに分け、それぞれおよそ12×15cmほどに手で伸ばして、端から1/3ほどのところにマジパンを1つ置き(写真左上)、マジパンを覆うように残り2/3の生地を折りたたむ(左下)。写真右は下からみた図。



【大きく1つで焼く場合】
 およそ18×22cmほどに手で伸ばして、左右1/3ほどのところにマジパンを置き(写真左上)、両端から折りたたんで(左下)、裏返して片方の端を軽く抑える(右)。



⑥シートを天板に移し、30度で60分最終発酵させる
 →発酵させてもあまり大きさは変わらない。

⑦小さく2つで焼く場合は190度、大きく1つ焼く場合は200度に予熱したオーブンで、40分ほど焼く。
 残り15分を切ったあたりからたまにオーブンを覗き、焦げ色がつきすぎそうであれば(濃い焼き色がつく分にはOK)アルミホイルをかぶせる。



⑨焼いている間に仕上げ用のバターを溶かしておき、焼きあがったらすぐに表面に溶かしバターをたっぷりと塗って、冷めたら表面が見えなくなるくらい粉砂糖をたっぷりとまぶす

⑩粉砂糖はたっぷりまぶしても時間が立つと溶けてくるので、落ち着いてから再度たっぷりまぶし、冷暗所(室温が暖房器具などにより高めの場合は冷蔵庫)で数日から1週間ほど寝かせて、味がなじんだら切り分けて食べる


★こちらの写真は大きいサイズとして作った時のもので、数年前のレシピに載せていた写真です。
この時のナッツはアーモンドとくるみを使用しています。
(このページの一枚目の写真は小さいサイズで作った場合のもので、ナッツはマカダミアナッツ・くるみ・カシーナッツを使っています。)