ココアには食物繊維やポリフェノールによる抗酸化作用など様々な成分が多く含まれていますし、ミントにも消化促進作用や強壮作用、鎮痛作用などが含まれているので、健康と美容に効果的です。
またココアには保温効果もあるので、眠る前のリラックスタイムにもおすすめ。
この飲み物には“よそ見せずに、私だけを見て”と言う意味もあるとのことで、ちょうど今日のクリスマスにカップルで温まるのもぴったりですね♪
本場ではフレッシュを作って作られるのでここでもフレッシュミントを使ったほんのり香る程度のレシピですが、浮かべた飾りのミントを噛みながら飲んでも爽やかです。
しっかりミントを香らせたい場合はハーブティー用のドライミントを使っても。
《ミントの逸話》
ところでミントの名前の由来は、ギリシャ神話の冥界の神様、数少ないハデスの浮気相手である妖精のメンテから。
夫の浮気に気付いて嫉妬に狂ったペルセポネーが
「お前などくだらない雑草になってしまえ!」
とメンテを踏みつけて呪いをかけて、かわいらしく薫り高い草に変えてしまったそう。
それ以来この草はミントと呼ばれ、ミントはハーデースの神殿の庭で愛らしい存在感を保ったまま咲き誇り続け、地上でも今も陽光を浴びる度に芳香を放ち、人々に自分の居場所を知らせているのだそうです。
確かに、一度植えたら繁殖力はとても強いですもんね。
もしくは、地上を見回っていた冥府の王ハーデースに目を付けられ、さらわれようとしていたメンテに、自らもさらわれて妻となったペルセポネーが気付いて彼女を一時的に香りの良い小さな草に変えて茂みへ隠してやったという説もあります。
更に実はペルセポネーは単にメンテーを雑草に変えただけで、それを良い香りを放つミントへと変えたのは彼女を憐れんだハデスという説もある…などと、ミントひとつにこんな逸話がいくつも残っているなんて、ロマンチックですね!
そういうことから、恋人や夫婦への贈り物にミントを添えてプレゼントすると、“よそ見せずに私だけを見て”という意味が含まれるのだそうですよ。

~作り方~
1杯分
ココアパウダー 6g(大さじ1)
グラニュー糖 8g(小さじ2)
牛乳 120~150cc
ミントの葉 10枚+飾り用
①小鍋に牛乳とミントの葉を入れて火にかけ、沸騰直前まで温まったら火を止め、ミントを取り除く(ミントミルク)
②別の鍋にココア・グラニュー糖・①のミントミルク少量を加えて弱火にかけ、木べらでペースト状になるまでよく練ったら残りのミントミルクを少しずつ加え、よく混ぜる
③混ぜながら温め、沸騰直前で火を止めたら茶こしで漉しながらカップに注ぎ、飾り用のミントを浮かべる
→カップは予め温めておくと冷めにくい
◆もっと手軽に
ドライミントを使って作りたい場合は、適量を少なめの水で濃く煮出したミントティーとミルクを足したミントミルクを作ってココアを練ってください。
風味は生のものに比べると強く出やすいことを踏まえて、量は好みで調整します。
牛乳やお湯を注ぐと溶けるタイプの加糖ココアを使うなら、適量のそれに温めたミントミルクを注いで作ってもより手軽です。
◆ミントについて
ミントの量の目安として、私は小指の先ほどの大きさの葉を10枚程度(茎10cm前後)使っています。
種類によっても香りの強さや香り自体が少しずつ違ってくるので、種類や葉の大きさに合わせて調整してください。