バター&バターミルク | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

先日スーパーへ買い物に行った時、乳製品のコーナーに期限間近のため半額以下に値下がった150円の生クリームが。
あまりの安さにかごに入れたのですが、使う予定がなかったのですぐに期限が来てしまい、何にしようかと考えた結果、脂肪分が48%と高かったため久しぶりにバターを作りました。
今回は、まずは定番のトーストに塗り、残りはハーブバターにして料理に使う予定です♪

副産物であるバターミルクの用途、使用する生クリームの種類や、クリームと出来上がり量の関係、植物性のクリームでできたものがバターではない理由も合わせてどうぞ。


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~作り方~

48%のクリームを使った場合でバター約90g分

 生クリーム 35%以上のもの 200ml
 塩 出来上がったバターの1~1.5%程度まで 好み


①生クリームをペットボトルやタッパーなどの容器に入れて振り続けるか、分離するまで泡だて器やハンドミキサーで水分が分離するまで攪拌し続ける
 →この時に出た水分がバターミルク(低脂肪乳)

②スプーンの背などで水分を押し出しながらまとめ、水分と分ける(この時点で無塩バター)
 →出てきたバターミルクは捨てずに、飲んだり、お菓子作りや料理に使う

③有塩バターにする場合はここでバターの重さを計り、1~1.5%程度の好みの塩分を練りこむ
 →最初から塩をまぜて降っても良いものの、バターミルクまで塩味になってしまうので、塩を混ぜ込むのはここで


~保存・期限~
 密閉容器に入れ、冷蔵保存で当日中(酸化する前)に消費。
 あまりの長期保存は風味が落ちるものの、小分けにしてラップなどでぴったりと包み、冷凍保存なら数週間可。


~バターミルク~
 ここでできるバターミルクは、低脂肪乳。
 そのまま飲むのはもちろん、スコーンやパイ生地の水分として使うと風味が増し、鶏肉を漬けこむと柔らかくなります。


~使用する生クリーム・クリームと出来上がり量の関係~
 今回は動物性の、乳脂肪分48%の生クリームを使いました。
 脂肪分が高いほどすぐに泡立ち、分離しやすい傾向にあり、また量も高脂肪のものほどバターが出来る量も多くなってきますので(200mlだと少しの差ではありますが)、バター作りには 比較的高脂肪の生クリームがおすすめです。
 最低でも35%以上、できれば40%以上の動物性のクリームでどうぞ。
 動物性でないとバターにはなりません(詳しくは下も参考に)。
 また低脂肪でも出来ないことはありませんが、出来上がり量少なく、攪拌時間も長く必要になってきます。


~おまけ・植物性のクリームでできたものは、バターではない理由~

 ここで、過去にいただいた質問から。
 「動物性のクリームを使わないとできないと言われているが、植物性のクリームでもバターができた。なぜなのか」
 ご存知の方も多いとは思うのですが、バターを作られる際に意外と多く感じられている疑問のようでしたのでここで解説します。

 まず、植物性の生クリームと呼ばれることもあるクリームは、植物性と言う時点で生乳ではなく植物油脂に添加物を加えて作られたものであるので、そもそも“生クリーム”ではありません。
 そして動物性か植物性か関係なく、水分と脂肪分を分離させれば、脂肪分を固形化させることができます。
 ここでポイントなのが、固形化するからバターなのではなく、生乳から作られるからバターと呼ばれるということ。 
 だから、植物性のホイップクリームバターのように凝固しても、言うならばバターの代替品として作られているマーガリンの分類です。