OM ALI《オムアリ・エジプト風パンプディング》 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

エジプトにお住まいのAkiさんにいただいたエジプトのお菓子キット制作、第2段。
今回はOM ALI=オムアリ、訳すると“アリのお母さん”(オム=お母さん、アリ=男の子の名前)と言う意味のプディングです。
調べてみたところ、パンプディングのパンをパイにしたものらしいのですが、生地には卵を使わないらしく、キットの箱の中にも砕かれたパイのみが入っていました。

その前に、どんなスイーツかわからないまま箱の英語表記のレシピを読んだ際、“sweeten milk”と言う表現があったのですが、最初“Sweetened condensed milk=練乳”が浮かんでしまい、でもよく読みなおしてみても文字通り甘みをつけた牛乳どちらなのか迷いました。
と言うのも、キットの中身のパイ(150g)に分量の牛乳を加えたら、しゃばしゃばしすぎるような気がして…
だからってその使用量が『1kg』だったので、練乳1kgはちょっと!?と思ったのです。
でも調べてみると使用するのはやはり牛乳のようで、パイが吸湿しなかった分の牛乳はさらさらの状態でいただくこともあるようでした。

と言うことは例えば日本でもパンプディングを作る際に、好みでレーズンなどのフルーツを入れたりしますし、フレンチトーストにも適当に砂糖を加えて作ったりするのと似ているのかもしれません。
分量があってないようなものと言いますか、そんな感じですと“weeten milk”とは、文字通り好みに『甘みをつけた牛乳』と言う解釈でよさそうと言うところに落ち着きました。
更に調べてみると、牛乳だけでなくココナッツミルクが使われたり、砂糖も結構加えるようで本場ではとても甘いようです。

と言うことで、適当に砂糖を混ぜた牛乳と共に焼いてみたのがこちら。
猫舌なので冷ましている途中にちょこっと嵩が減りました。
焼きたてはもっとふっくらしてます。
パッケージの写真のように焼き色をつけたくて表面をバーナーであぶりましたが、トッピングしたスライスアーモンドが焦げちゃっただけでした(笑)

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さてお味は…美味しいです!
サクサクのパイをしなしなにするのはもったいない気もしましたが、本当にパンプディングのパイバージョン、見事に違うスイーツに生まれ変わってます。
娘曰く『フレンチトーストみたい!』
シナモンをふれば、確かに!
少量でできるし、パイ生地の切れ端なども無駄なく使いつくせますね。
パンプディングと違って卵は入っていないので、焼き色はつきづらいけれども時間がたっても柔らかくて、小さな子供から高齢の方までみんなで楽しめるスイーツだと思いました。
牛乳も多いかと思いきや、出来上がりを見てみるとバランスが取れていました。

Akiさん、オムアリってこういう解釈で合っているのでしょうか^^?
アラブ菓子って調べれば調べるほど、新鮮でおもしろい発見がたくさんあります。
こんな楽しみまで一緒に贈ってくださって、Akiさん、本当にありがとうございます!

と言うことでマハラビアに続きまして、試しやすい分量で再現レシピも載せておきます!
甘さは日本人向けです。


~作り方~

7cmのココット2個分

 パイ(下記参照) 30g
 牛乳 150cc(パイの5倍)
 砂糖 15g(←パイの甘みがない場合の分量・パイの甘みより調整)
 ミックスナッツ・レーズンなど 好みで適量

①耐熱皿に数cm大に割ったパイとナッツをいれ、砂糖で甘みをつけた牛乳を加えて、オーブントースターや、180~190度のオーブンなら15~20分ほど焼き目がつくまで焼いて、あつあつのうちに召し上がれ!


~パイについて~
 キットに入っていたパイを牛乳に浸す前に食べてみたのですが、全く甘くないパイでした。
 これを手作りで再現するなら、練りこみパイ生地や、冷凍パイシートに甘みをつけずに焼いたものでよさそうです。



 最初はなぜパイだけがキットになっているのかなと思いきや、日本でもパイシートはあっても“焼いたパイだけ”となると販売されているのは見かけませんよね!
 パイを焼く手間もいらないし、オムアリにするならどうせ適当にくだくのだから、お菓子屋さんも出たパイの切れ端を販売すれば無駄にならないし、もともともそこから生まれたエコスイーツなのでしょうか!?
 だったら素敵だなぁ♪

 そして、好みでナッツやドライフルーツなどを加えるようですが、それなら手作りでも市販品でも日本のアップルパイを適当にちぎったものに牛乳を加えて焼くだけでそれっぽくなりそうだと思いました。
 アップルパイには甘みがついていますし、パイの食感や味はちょっと本場とはちがうとは思いますが似てはいますし、フルーツも入っていますし。
 この説明で、なんとなくの味の想像はつくでしょうか?


◎パイ生地を手作りしてみたい場合は、こちらの練りパイ生地も参考にどうぞ!
 →http://hama-sush-jp.pro/lovable-kitchen/entry-11450848698.html

200度で、サクッと焼き色がつくまで焼いてください。
最後には砕くので、タルト型に敷きこまなくても、どれだけ膨らんでも、サクサクに火が通って層ができればOKです!