続・あえて訳読擁護論 | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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英語や芸能など、思いついたことを適当に書いていくという、そういうブログです。

前回につづいて、訳読について述べます。



英語を読むことにおいて最終的な目標は、英語を英語の順番で、日本語に訳すことなくすらすら読めることでしょう。



英語を勉強してすぐにそのレベルの到達するのはほぼ不可能です。どんなにすぐれた学習者であっても、段階を追っていかなければなりません。



まず、語彙がわかっていることが前提なのは言うまでもないでしょう。



私たちは単語を覚えるときに、最初は日本語の訳語と対応させて覚えました。tally=「刻み込む」といったように、1つの単語に訳語を1つかそれ以上対応させて覚えます(「英英辞典を引け」という意見に対してはあとで述べます)。



そして、実際に次のような英文にあたったとします。これはテレビニュースからの引用なので、文法的にはそんなには難しくないと思います。



なお、Lambaはアフリカ・コンゴの「ランバ族」のこと、Jewishは「ユダヤ民族の」の意味です。



The Lamba have many customs and regulations that tally with Jewish tradition.



いかがでしたでしょうか。



次の点が、文法を考えることなく理解できたでしょうか。



1. haveの形なのでThe Lambaは複数の意味。
2. andはcustomsとregulationsを並べている。
3. 2からmanyはcustomsとregulationsの両方にかかる。
4. thatは関係詞で、2からmany customs and regulationsを指す。



意味は「ランバ族には数多くの習慣と規律があり、それらにはユダヤ民族の伝統が刻み込まれている」となります。




4つの文法事項を無意識にクリアできた方は学習者としては上級者に該当します。ここからはそれ以外の方に向けて書きます。



まず、私が書いた訳が直訳か意訳かと問われたとしたら、意訳と言っていいでしょう。



直訳だとこんなかんじでしょうか。「ランバ族はユダヤ人の伝統を刻み込んだ多くの習慣と規則を持っている」



意訳は直訳を日本語らしくしたものでしょうか。いいえ、そうではありません。少なくとも私はとらえた意味を日本語にしたら上のようになりました。



では、この場合の「訳」は直訳と同じものでしょうか、別のものでしょうか。



続きます。



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