まもなく、9月22日に、二度目の乙女座の新月です。
秋分の前日で、かなりパワフルな配置。魚座に戻った土星・牡羊座0度の海王星と向かい合います。
いろんな物事が際にあって「まもなく臨界点を超えていくよー」と宣告しているようです。
本当に社会のさまざまなところで「ああ、これまでとは変わるんだな」ということを感じる昨今ですよね。
もちろん、これまでだって、社会は絶えず変わり続けてきたわけですが、少なくともこれまでの社会を過ごしてきた世代は「発展していく雰囲気」を感じてきたと思います。
長いデフレ・スパイラルに突入していた期間も、今ほどの閉塞感や円の弱さを感じなかったので、ここへきて「あれ、なんか国の力が弱くなっている」「あちこちで次世代継承がうまくいっていない」というのを目の当たりにしているのではないでしょうか。
どこかしら、ピークを過ぎて夕暮れに向かっていく寂寥感のような、そんな思いを彷彿とさせるのは、魚座28度の土星と角度を作る新月だからかもしれないですね。
いろんなことが閉じていく、終幕の時間。まだ帰りたくないな、ここに留まっていたいなと思っても、あきらめて手放し、劇場を立ち去るときなのかもしれません。
1-7ハウスの新月であり、目の前の状況や対人を通して、変革を体験している人も多いでしょう。
特定の人との関係に自分の何かを投影したり、特定の状況の中で変わらざるを得なくなったり、相手の変化に合わせて、こちら側も対応をしなくてはならなかったり。
7ハウスに土星と海王星があるということは、状況や対人関係を通して土星と海王星を体験するということです。
これは弱さや脆さ、これまでの柱が崩れることですね。
だけど、それでも営みは続きます。崩れた楼閣の上に、より強く新しい楼閣が建てられるでしょう。
時代はめぐり、紡がれる。
壊れて、作られて、また壊れては、作られていく。悠久の時のなかで幾多にも繰り返された営みを、いまひとたび、時の螺旋の中で目撃する新月です。

