三つの丹生川上神社にお参りをして
常に心に出てきたキーワードは…
「水」と「龍」
何故にここまで拘っているのかを
遠足のあと、事務所のPCで調べて
みたところ…そこには想像を絶する
歴史が存在したのだった。
現在の上社の元宮は、ダム湖に沈んで
いる事を、上社のブログの中で記述を
しているが、世間ではそのことを誠に
残念だが…「罰当たり」の様に書いて
いる他のブロガーの方もいる。
しかし…
何故?沈めねばならなかったという
その理由をちゃんと理解しているの
だろうか?
その理由とは
度々発生する台風等による
水害から人々の命と生活を
守らなければならなかった
からなのである。
1959年昭和34年の「伊勢湾台風」に
より、死者・行方不明者数5,098名に
及ぶ被害が生じるという、未曽有の
大災害があった。
それだけではない
1889年明治22年の台風による
「十津川大水害」という、奈良県吉野
現在の十津川村に壊滅的被害をもたら
した大水災が起こったそうだ。
大規模な山腹崩落、天然ダムの決壊に
よる大洪水で、地形を変える程の被害
があり、生活基盤を失った約3000人が
北海道に移住せざるを得なくなった程
に悲惨なものだったらしい。
歴史を遡れば、台風などによる水害は
数えきれない程起こったのだろう。
何故?土地の人々は…
水の神様と龍神様に拘ったのか?
1000年を超える歴史の中で
度々発生する台風等による水害や
ひでりによる農作物の凶作により
自然と共存する人々は、八百万の
神々に神頼みをするしかなかった
からだと推測する。
実はこの
丹生川上神社の三社とは…
全国で約85,000社程ある神社
の中で、国家の重大事や天変
地異の時に、朝廷から特別な
奉幣を受けた社格と言われる
「二十二社」の中の三つの社
とされている大変重要な神社
なのである。
この土地に、代々生きる人々にとって
丹生川上神社は、命と生活を守る心の
拠り所であって、神様に対する信仰と
畏敬の念が、遥か昔から受け継がれて
今に至ると考えると、神社のその役割
と、歴史の中に埋もれた人々の思いを
大切にしないといけないのだと改めて
思ったのだった。
林業を生業とする方々が神様に感謝し
樹木を切り出した後、50年、100年後
の子供や孫達の為に植樹をする様に…
災害で被害にあった御先祖様はきっと
自然災害が決して避けられないものだ
と知りながら、子孫が同じ様な悲しい
思いを、出来るだけしなくていい様に
治水事業を進め、神様に祈り、そして
「希望と悲しみ」と共に生きる事を…
千数百年もの間してこられたのだろう。
そこにはきっと…見返りを求めない
「慈愛」の心が確かに存在している。
子を思う親の思いの様に…
神社仏閣巡りを通じて、歴史のこと
神様のこと、先人の思いを理解して
感謝すること、そして…
今の自分が少しでも何を成せるか?と
考える事を、決して忘れてはならない
のだと思う。
今回は悠久の時に思いを馳せつつも
お家で「豚肉とキャベツの炒めもの」
をめっちゃ食べたいと思いつつ、お腹
鳴りまくりのねこ店主でした。
「ほれ、うめーぞっ!!キャベツ」
結局、食欲か~い( `Д´)/
おわり





