彼女に伝えたその内容とは
ある人が亡くなった…という
ものだった。
実は…先輩の仕事は不動産関係で
あるオーナーさんが所有している
物件で「共通点のある」奇妙な事
が連続して発生し、以前先輩から
その物件のお祓いをして欲しいと
僕に打診があったのだが…
ちょっと普通ではなかったのと
あまりにも気乗りがしないので
丁重にお断りしていた。
そんな…
いわくつきの物件のオーナーは
実は…ややこしい人だったのにも
関わらず「類は友を呼ぶ」という
言葉の通り、そのオーナーの影に
さらにややこしい人が現れ、更に
事態はややこしい事になっていた
らしい。
そして…今回、亡くなったのが
そのオーナーだった。
そのオーナーの死をきっかけに
彼の影にいたややこしい人の
真実の姿が明るみに出ることで
恐らく、その人はこの街には
いられなくなるはず。
事態は功を奏したのか?
良い方向に向かいつつあった
のだが…
この影の人物の関わりがあって
ややこしい話になっていた案件が
上手く動き出したと思っていたら
またまたとんでもない事態に?
ある案件で契約書を交わしたにも
関わらず、自分の意思ではなく
借り主の叔父(社労士)の一言で
解約したいと申し入れしてきた
お客さんがいたらしい。
前の契約者との契約を解除させた
上での話になるので、既に沢山の
人間を巻き込んでしまっている以上
おいそれとあーそうですかと彼女も
引き下がれない。
ただ、解約を申し入れてきた彼は
とても人柄がよいいい人。
彼女も力になってあげたいと思って
いただけに残念に思っていたら…
またまた…携帯が鳴った。
まさか!?と思うであろうが…
そのまさか・・・なのである。
つづく
