ひらがな、ついにはカタカナまで読み書きできるようになった マークくん。突然、神妙な表情で、何かを持ち出し 私に詰問。
「ダメージ ケ...れ?」
はぁ? マ、マークさん? 何ですか?
あのぉ~、それは私のシャンプーですが・・・何か?
エッセンシャルのシャンプーボトルを持って、何かを求める 捨て犬のような その行動が理解不能であった。
「ダメージ ケ...れ?」 ボトルを指差している。
ははぁ~ん、読めた。
カタカナを制覇したとは言っても、所詮 アメリカ人。
ダメージケアの「ア」は「レ」ではない。
「I know, I know・・・」と、弁解している。 往生際が悪い。
ボトルには、カタカナ(ダメージケア)と英語(Damage Care)と両方で書かれているのに・・・
だからこそ、マークくん、ちょっと面白い「ダメージケアの混乱」 に巻き込まれていた。
マークは、カタカナの「ア」も「レ」も理解しており、無論、英語も言うまでもない。
ただ、カタカナは まだ初心者で、中途半端に英語を読んでしまい、ダメージケアの最後のカタカナ文字は「ア」と言っているのに、英語の CARE は「RE」でローマ字読みすると「れ」なので、もしかしたら日本人は「レ」と読んでいるのかもしれないと思ったらしい。
日本語には、舌を巻いてまでも発音する その「R」は存在しないので、たとえ、アメリカ人が「R」を 舌を巻き「ア」と「オ」の中間音で、まるで野良犬が ガルルゥゥ~と言っている それに近い音でも、「Care」は聞こえたまま、「ケア」と発音するのである。
そんなことを知る由もないマークの頭の中では、ケアと書かれたカタカナ「ア」と、CARE の「RE、れ」と、英語の発音が一致せず、捨て犬になってしまったと言うわけである。
マークよ、日々精進あれ。