私が大学を出てすぐの頃、知り合いがアメリカンエクスプレスの日本支社に就職したので、本当なら審査が厳しいはずなのに親が保証人にならなくても作ることができました。もし母に相談していたら絶対に反対されたと思います。
それから、かれこれ40年 日本で発行されたアメリカンエクスプレスを持ち続けていられたのは、アメックスだけが外国に住所を移しても継続して使え、引き落とし先を海外の住所にしても持続できる銀行口座にしていたからだと思います。アメリカに来てからアメリカのアメックスに切り替えることもできたとは思うのですが、円建てのカードを持っていた方がいいかと思いそのまま使っていました。
このアメリカンエキスプレスのカードと、日本のデパート系のクレジットカードをずっと維持していました。アメックスはずっとPCのポータルで管理してきたのですが、セキュリティがしっかりしていて安心でした。最近、アメリカの携帯にも日本発行のクレジットカードのアプリを入れられることがわかりました。それで日本のデパート系のクレジットカードのアプリを入れたら「88年からの会員」と出てきて「もうすぐ40年なんだ〜」と思うと感慨深いものがありました。
確かこのカードはデパートのカードだけれど、当初からVISAかMASTERがついていて、私が両親と最後に行ったヨーロッパ旅行の前に「外国に行く時、クレジットカードがないと不便みたいよ」と言って親子で作ったものです。父が亡くなった時、お香典返しをどうしようかという話になり、このデパートでお香典返しを選び、カードで買うとたくさんポイントがついて景品がもらえるという話をしました。母は銀行から景品をもらうのが大好きで、気に入った景品があるとわざわざ定期を作り直してもらったりしていました。それでこのカードの使用でもらえる景品にも目を輝かせて「あと何ポイントでこれがもらえるかしら」とパンフレットを見ていました。でも父が亡くなった5ヶ月後に亡くなってしまい、そのポイントを使うことも景品を手にすることもできませんでした。
私はアメリカで25年以上フルタイムで働き、毎年 きちんと納税して、クレジットカードの支払いも滞ることなく過ごしてきたのですが、日本に帰ると無職で何の信用(クレジット)もないので、新たにカードを作るのは難しいと思います。こうして長い間、日本で発行されたクレジットカードを維持できたことは本当に幸運だったと思っています。
*私がアメリカに来た当初(1994年)は、住民票を抜いてアメリカの住居にしても日本の都市銀行の口座を維持することが可能でした。シティバンクの日本支社のように海外に明細票を送ってくれる銀行もありました。今は海外に移住した人が日本の銀行口座を維持するのは難しいと聞きました。だからこの話はこれから海外移住する方の参考にはならないかもしれません。
上のアイコンをクリックして応援してくださると嬉しいです!