前に 我が子が大学付属の小学校に入ることにしたと書きましたが、娘の小学校(現地校)の入学に先がけ、校長先生、担任の先生、学校のカウンセラー(主に心理的サポートをする人)と面談をしました。娘がIEP(個別の教育プログラム)に入っていて、療育を受けたことや日本語が母語で日本語の学校に通っていることを話しました。

日本語補習校でやった「ひらがな練習帳」や上手にできた「ぬりえ」を見せました。

すると校長先生が

うちの学校は、「ぬり絵」や「なぞること」はさせません。

子供は自分で描きたいものを描くようにさせてください。

それからここでは、スペルも教えません。

子供が書いた作文(字やスペルを含む)は直さないでください。自分で直せるようにさせてください。

この学校では、日本語のサポートはありませんが、日本語を続けさせてください。英語は私たちに任せて、家庭では日本語を伸ばしてください。

と言いました。

私は学会や講演の場で「ダブルバインド」という概念をよく引用しますが、これは我が子にとってまさに「ダブルバインド」でした。

これが娘が小学校1、2年の時に描いた絵です。この学校では、画家の作品を見せて、その画家のスタイルで絵を描かせたり、本を読んでその本からインスパイアされた絵を描かせています。