
鍵しっぽのノラネコは思っていたより多い
これは上の記事の続き。その後、鍵しっぽのノラネコを注意して観るようにしていたところ、意外に鍵しっぽのネコが多いことに気付いた。
手前のぶちネコは上の記事の鍵しっぽのお父さんネコ。お父さんも鍵しっぽだったのである。よく考えば鍵しっぽは優性遺伝と言われており、このお父さんネコが間違いなくお父さんなのを示しているとも言える。向こうに見える鍵しっぽネコは上の記事のネコである。
真上から撮影。上の記事の鍵しっぽネコのお父さんネコはこのぶちねこで確定しているが、ネコおばさんの談話では、母親ネコは不明らしい。このお父さんネコは、この仔猫たちが生まれた直後、ねこおばさんにより避妊手術に連れて行かれ、今後、子孫が生まれることはない。
このお父さんネコは、凄い大声で、ミャ〜(〜の部分が長い)と鳴いていたが、避妊手術後、すっかり落ち着き、今はめっきりその鳴き声を聴かなくなった。全然元気が出ず、やや老けたように見える。
競馬のサラブレッドで、気性が激しく集中力がなく落ち着きがないため、去勢して騸馬にすることがあるが、あれと同じパターンだと思った。騸馬にすると気性の荒さが和らぐため、レースへの集中力が増し騎手の操縦性も良くなると言う。そのようなことがあり、気性が荒いサラブレッドは騸馬にすることで成績が上がる傾向があるらしい。パドックで暴れている馬は、その時に暴れ始めたわけではなく、数時間前から暴れていることも多いのである。そうであればレースで走れるわけがない。ただしそのような暴れている馬でも血統が良いなど条件が揃うと、新馬戦では圧倒的にぶっちぎって勝つことがある。
騸馬になるといくつかデメリットがあり、種牡馬になれない、クラシックレースに出られないなどがある。そのため日本では騸馬はあまり多くないが、海外では積極的に行われるらしい。
このようなことを書くと僕が競馬をするのではないか?と思うかもだが、僕は競馬はしないし馬券を買うこともない。競馬場に行ったことも人生で10回以内である。昔、27歳頃、彼女がサレブレッドを見るのが好きだったので、付き合いで行ったことが数回ある。その時に馬券を買ったくらいである。地方では競馬場に行くことも容易ではないのもある。クラシックレースなどは全然馬券を買わないでも、見ているだけで面白いでしょう。
これは最初の記事の鍵しっぽネコと同じ場所にいて年齢も同じくらいだったため姉妹と思っていたネコ。しかし、鍵しっぽは優性遺伝と言われており、この若いネコが鍵しっぽネコの姉妹の可能性はやや低いと思う。優性遺伝でもそれが遺伝しないことがあるのは、さまざまな要因があるが、ひとつは遺伝子の不完全浸透と呼ばれるものである。
不完全浸透とは、遺伝子を持っていても個体によりその形質が全く現れない現象を言う。例えば、ある優性遺伝病の浸透度が80%の場合、その遺伝子を持つ人の20%は一生その症状が出ない。
これは別の場所のネコ。上の場所とは1kmくらい離れている。これもメスネコの鍵しっぽである。
このネコは見事に鍵しっぽしている。
これは、以前紹介した茅森さん。このネコは屈曲部分が大きくないが、一応、鍵しっぽと認定している。
この白ネコもちょい鍵しっぽである。サイズ的に大きくないだけで。
ノラネコでしっぽが長くなく、短いしっぽで先が膨らんでいたり、タワシのようになっているネコも鍵しっぽだと思う。
これは2026年5月に生まれ7月16日に公開された神戸どうぶつ王国のマヌルネコの五つ子の仔猫。
全員、鍵しっぽではないマヌルネコである。BBCの野生のマヌルネコの記録動画や、海外の動物園(特にロシアなど)のマヌルネコの動画も注意して見ているが、鍵しっぽのマヌルネコを見たことがない。(N数は少ないが)
彼らは600万年間、他の種と混血せず、このビジュアルでやってきており、そのような遺伝子が入り込まなかったのだろう。
鍵しっぽの原因は、ほとんどが遺伝的(優性遺伝)なもので、一部は事故や怪我による後天的なものと言われている。







