カメラは身体の外に知覚を成立させる「鈴木理策写真展」〜猪熊弦一郎現代美術館2 | 頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

人が前に進めないとき、身体と神経系では何が起きているのか?東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が、独自の「BMS(心身相関)」視点で人の心と感性の世界をマニアックに紐解く探求ブログです。

クミシュラン皆川公美子です。


猪熊弦一郎現代美術館で現在やっている企画展は

鈴木理策さんの「意識の流れ」です。

美術館ホームページはこちら



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猪熊弦一郎さんの常設展についてはこちら
変化に対してみじんの恐れも持たない画家・・・猪熊弦一郎現代美術館①
(リンクあとで貼ります)



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(展覧会パンフレット)





(ネット上よりお借りしました)


とても印象に残る展覧会でした。

真っ白な壁と
高い天井、そして
何よりも鈴木さんが気に入ったのではないかと想像するのは

この展覧会の会場に「自然光が入る」こと。

自然光の中で見る、鈴木理策さんの作品は

夢の世界のようでした。

桜の作品

熊野の力つよい緑、

氷の結晶、

今回の展覧会では

写真のなかに人はあまりたくさん出てきていなくて、

自然を切り取ったものが多かった。

自然だけど自然じゃない。

フィルターの使い方?

色に多少の加工があって、

それが一番自然に見えるという・・・

独特の世界でした。


1枚目の写真の前にある言葉、

「カメラは身体の外に近くを成立させる驚くべき装置」


真ん中の花の写真のところに
添えてあった言葉


「人は写されたイメージに意味を見出そうとする。
だが意味が生まれる以前の状態で見ることを示したい」


うんうん。。。。


理策さんは典型的なカメラアイ(映像を映像のまま頭の中に取り込んで処理する)の方なのかもしれません。
人が意味づけをいちいちしながら、作品を見ることに対しての
ひとつのアンチテーゼなのかな?

感覚FIVE会で共有しているのですが、
人には様々な特性があります。

脳のなかに取り入れるときにどのような形で
処理しているかというようなことです。

理策さんのように映像を
映像のまま、処理する人もいれば、

映像を言葉に置き換えて、言葉を介したイメージとして
脳に入れている人もいる。
私もどちらかというとそのパターンのようです。


もちろんどのやり方が多いかということで、
この人はこれだけ、と完全に分類したりできるものではないのですが、
人によって得意なやり方があります。
人の顔を覚えている人と
全く覚えられない人がいる。

そのことについて言葉で説明するのが得意な人と
イメージばかり大量に流れてくるけど
言葉になりにくい人がいる。。。



話がそれてしまった・・・・・。



鈴木理策さんは年も近いし、
同じ神奈川県民であるようです。

いつかお話ししてみたいなあ。。。

どんな気持ちで、写真を撮られているのかな。
対象物にどんなふうに対面しているのかな。


あ、そういうことじゃなく、

きっと無心の境地で撮っているのでしょうね!



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このあと、東山魁夷せとうち美術館です。