Rinkara ~きものってこんなに楽しい 皆川公美子です。
2~3日前の雪になるかもしれない
、という予報の日。着物は水に強い、ポリエステルの着物。
帯は正絹です。鶴の丸文様はお正月にぴったり、
と思っていたらもう半ばになってしまい、
慌てて(笑)着ました

この日は太陽が出てなくて、
ちょっと写真が暗いですね、すみません
。ベージュの色無地と落ち着いた紫の帯を合わせたら、
なんだか全体に暗いかな~と思い、
帯あげは明るい卵色、
帯締めは明るいキミドリにしました。


ん~~~、それでも
ちょっと
くすみすぎちゃったかも
着物のコーディネートをするときに思うんです。
全体のバランスの作り方は
メイクの基本と同じだと
。要するに、
テクニックのひとつとして
「光」をどうさすか、
ということ。
を考えるときがあります。
着物の色、というとくすんだ色(灰色をまぜた色)が多いですが、
それはもともと草木染の
自然な染料で染めている、
要するに化学染料を使っていなかったので、
鮮やかな色や純色を出しにくかった、
ということにルーツがあります。
(草木染というのも、明治以降に化学染料が入ってきたときに
それを分ける意味合いで初めて出てきた言葉です。
それまではすべてが草木染でしたから、わざわざそういう言葉を
使う意味合いがなかったんですよね
)だから、意識して光を入れる部分を作らないと、
全体的にくすんだ感じになりやすく、
誤解を恐れずに言えば
昭和、戦後の感じになりやすい。
もちろん昭和の感じ、悪くないですよ。
ウールの着物を着るときに、
ちょっとほっこり昔風にしたいときも
あります
。でもお出かけするときに、ちょっと今流のテイストを
加えたいなと私は思うのです
。現代のメイク用品は「光をどう使うか」
反射させるのか、
吸収させるのか、
そういう発想で作られているし、
メイクアップアーティストのかたも
そこを大事に考えながら
メイクされるそうです。
着物のコーディネートもそこを考えると
現代的なテイスト、という印象になります。
次回、そこについてもうちょっと詳しく書こうかなと
思います。
お読みくださってありがとうございます。