2023年9月の新潟から群馬へ向かうハシゴ湯旅シリーズ、その5。
再び瀬波温泉に来ております。
最初はこれまでの行程リンク集をどうぞ。
瀬波温泉へ戻ってきたのでもう1湯ぐらいは行きたいもの。
というよりこの湯が今回の瀬波温泉では目玉になるはず。
訪れたのは「松風荘」のすぐそばにある「木もれびの宿 ゆのか」。
宿名からは木造の雰囲気を想像していたが、ご覧の低層ビルのようなお宿でした。
以前は某大手企業の保養所だったので、このような建物なのでしょう。
先の松風荘と同じ流れ。
訪れたのは13時前。
温泉宿的には静かな時間帯のようで、どうやら一人でゆっくり入浴できそう![]()
瀬波温泉 木もれびの宿 ゆのか
人けのない館内に入るとまず気づくのが、そこそこの音量でかかっている音楽。
モダンジャズ。訪れた瞬間の曲はソニーロリンズのサキソフォンコロッサスの1曲目、セントトーマス。ジャズを聴く人で知らない人がいない名演奏。
オーナーさんがジャズ好きでオーディオにもかなりこだわってられるそうな。
赤系の絨毯が昭和っぽいのだけれども、ロビーの大きな窓などの雰囲気は素敵。
なるほど、木もれびの宿ですな。
立寄り入浴料は700円。
宿泊だと素泊まりか朝食付きが基本で、2食付きとなると夕食は送迎付きの提携飲食店(和洋選べる)での飲食になるみたい。
詳しくはオフィシャルサイトでチェック願います。
立寄り可能時間は11時~15時。
入浴時間が宿泊客と明確に分けてあるタイプ。
では浴場へ向かいます。
フロントの脇の廊下を先へ。
浴場は男女別に内湯が1つずつ。
男女の入替えがあるのかは未確認。
男湯は案の定誰もおらず。
終始独り占め![]()
それでは浴室内へ。
その前にこちらの貼り紙↑↓。
そう、こちらは画期的な湯口装置「湯雨竹」を採用しているのですよ。
久しぶりに遭遇。
浴室ドアを開けると湯雨竹はもちろん、正面のガラスブロックに目がいってしまう。
ここが通常のガラス窓だと日が差し過ぎるとか外から見えすぎるとか何かしらの不具合があるんでしょうね。
そしてお馴染みの瀬波アブラ臭もしっかり籠っております![]()
奥のガラス窓からは内庭の景色。
この宿から日本海は臨めません。
浴槽から入口を見た状況。
左側の木の扉はサウナでしょうが、利用できたかどうかも未確認。
瀬波の湯は温まりの湯、サウナの必要はないと思うのだけれども、世のサウナ好きはその辺は関係ないんでしょうね。
洗い場は2カ所に計3組。
設置してあるのはリンスインシャンプーと石鹸。石鹸はなんだか久しぶり![]()
カラン&シャワーから出るのは真湯・真水。
それでは源泉のお話を。
ほぼ無色透明~ごく僅かに黄白色の湯は源泉名が「混合泉(瀬波源泉、元湯2号)」。
これをこのまま解釈すると、すぐ近くの松風荘の混合泉と比べると「噴湯(元湯)」が含まれておらず、混合泉ながら違う内容の源泉ということになりますよね。数値も少し違います。
源泉温度90.1度、pH8.7のナトリウム-塩化物泉。
成分総計は4.000g/kg。
この湯を湯雨竹を使うことで加水なしの完全かけ流しにて使用![]()
源泉温度が高いので投入量はそれほどでもないけれども、これは仕方ないでしょう。
しっかりかけ流されております。
浴槽の温度を測ってみると。。。
41.4度と入りやすい温度になっているのです、しっかり。
源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが1265mg、カルシウム91.8mg、カリウム77.5mg、アンモニウム5.5mg、ストロンチウム2.2mg、マグネシウム0.3mg。
陰イオンは塩化物が2060mg、硫酸が209.9mg、炭酸水素46.4mg、炭酸21.6mg、臭化物7.8mg、硫化水素6.0mg、ふっ化物5.5mg、チオ硫酸1.9mg、よう化物1.3mg。
非乖離成分はメタケイ酸が166.7mg、メタホウ酸が27.4mg。
溶存ガスは遊離硫化水素が0.1mg。
ちなみに総硫黄を計算すると約7mgとなるから、立派に含硫黄を名乗れるはずなんだけれども。。。
少なくとも含硫黄の龍泉の混合泉よりかは硫黄成分が多い!
湯口の湯雨竹を正面から。
瀬波アブラ臭の他、源泉を注ぐ上の方では焦げ硫黄臭あり。ほれ、やはり!
アブラ味の他、塩味も加水してない分やや強く感じた。
タマゴ味もいるのだけれども、アブラと塩味に隠れる感じ。
ご覧の感じ上で注がれるので、なかなか投入前の源泉風味を確認しにくい(^^;
コップの持参を忘れたのが失敗。
湯雨竹投入前の源泉温度を測ってみると。。。
67.5度とこの時点でそれなりに温度は下がっていた。
それでも直接浴槽に投入すると熱すぎることは間違いないでしょう。
湯雨竹ばんざい!
しっかりとしたツルスベ感が素晴らしい。
湯のとろみが加水された状況とはかなり違う。炭酸イオンも20mg超えているし。
細かな白い湯の花を観察。中には羽っぽい形状のものもあった。
瀬波の湯をしっかり味わうのには非常にオススメのこちら。
とても温まります。
浴後はどうにも汗がひかなかった~。
次はエリアを変えてこの日最後の立寄り湯へ。
瀬波温泉 木もれびの宿 ゆのか
新潟県村上市瀬波温泉2-4-17
0254-75-5777
立寄り入浴料 700円
立寄り可能時間 11時~15時
<源泉名:混合泉(瀬波源泉、元湯2号)>
ナトリウム-塩化物温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
90.1度
pH8.7
成分総計 4.000g/kg
ほぼ無色透明~微黄白色
アブラ臭、焦げ硫黄臭あり
アブラ味、塩味、淡タマゴ味あり
とろみのあるしっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2023年9月入湯
※数値はR2の分析表より





























