京都東山 そば茶寮 澤正 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2019年9月某日。

京都に住む、母が十代の頃からの親友Aさん宅に母の遺品を届けに行った。

ぼくも子供の頃から何度もお目にかかっているステキな女性。

入院中の母が最も会いたがっていた一人であり、高齢で足を少し悪くされているのに何度かお見舞いにも来ていただき、葬儀のときも親族の誰よりも泣いてくださった。

美術関係の研究所?で知り合った二人、もちろんお互いに美術好きでそれぞれ作家活動もしていたので、母が集めた洋書のアート系美術書を何十冊か引取ってくれるとのこと。

車でお宅にお邪魔した後、せっかくだから母と二人で何度か食べに行ったお蕎麦屋さんに行きましょうと、事前予約をとって誘っていただいていた。

それが東山区の東福寺の近くにある「そば茶寮 澤正」。

「澤正」は「さわしょう」と読む。

蕎麦屋というよりは創業明治42年の和菓子屋としての歴史が長く、元祖そばぼうろの店である。

 

 

そば茶寮があるのは商店街からも離れた隠れ家のようなところ。

昭和初期に建てられた迎賓館を使用している。

 

 

そば茶寮 澤正

 

 

 

駐車場は要予約で、離れたところに2台分のみ。

懐石料理なのでお酒を飲みに行きたいところだが、今回は仕方ない。

 

なおこのときは何とか食事の写真を撮ったぐらいで見どころたっぷりの館内の写真は撮る余裕なし。

ぜひサイトをチェック願う。

食事中もAさんと母の知らなかったエピソードなどをずっと聞いていて食事のメモも取ってないし、話の方に集中。

凝った料理のわりには簡単な紹介で失礼。

 

ではこの日の献立。

 

 

蕎麦屋で飲みつつアテをあれこれ頼んで最後に蕎麦で〆るというのは好きで何度もやっているが、蕎麦懐石というのはそれほど経験がない。

しかもここまでの品数があるのは初めてかも。

 

八寸

 

 

右上が紅はるかの和スープ。

左上が梨と胡桃の白和え。

真ん中が蕎麦パンのカナッペと含め煮南瓜のそば衣揚げ。

その右がズッキーニ・トマト・ベーコンの甘酢。

手前左が秋牛蒡と冬瓜と椎茸のお浸し。

手前右がそばのおやき。

 

冬瓜が好きなこともあり、おひたしの上品な味わいが特に気に入った。

なぜ日本酒を飲まないのか不思議でしょうがない並びだが(^-^;、不思議とこのときは酒無しで慣れてしまったニコニコ

 

冷鉢

 

 

小芋まんじゅうの寒天包み、木耳・パプリカ・海老・しめじ、蕎麦餡仕立て。

生麩も見え、間違いなく美味しかっただろうが、スミマセン、詳しくは覚えてないです(^-^;

 

強肴

 

 

近江和牛ひと口グリルと帆立貝柱の炙り。

まあ間違いなく美味しかったはず。

よく酒なしで平気だったと思うが、酒の代わりにAさんの話(時折ぼくの母の話も)が酒以上に濃い時間を作ってくれたのだ。

酒(ノンアルビールなども含む)が無くてもコース料理を楽しむことができることを知る。

 

小鉢

 

 

更科変わりそば、パプリカと赤玉葱のピクルス。

蕎麦が入っているとは思えない、実に小さい鉢だ。

これに蕎麦の実を炒ったもの(だったか)をふりかけていただく。

 

 

蕎麦の風味と酸味が肉の口直しにぴったり。

 

揚物

 

 

秋茄子のコロッケ。

自家製豆乳胡麻豆腐のパン粉揚げ。

 

揚げ物好きとしては期待をするのだが、ビールでもあればまだしも、そのままいただくとしたら秋茄子ならコロッケじゃない方がよいし、自家製胡麻豆腐も揚げてないのをまず食べたかった(^-^;

Aさんも同じ意見。

 

蕎麦

 

 

手打二八そば。

切り海苔は別盛り希望だ。

蕎麦はキレのある出来だが口当たりやのど越しは二八らしい滑らかさもあり、しっかり美味しかった。

一応そばつゆの写真も。

 

 

今まで触れなかったが、器もどれも相当に凝っていて楽しい。

 

ここでメニューにはないけど、そばがきはどうかと尋ねられたので、もちろんいただく。

 

 

オリーブオイルと少しの岩塩でいただいたが、なるほど、その手があったかニコニコ

もう少し食べたいと思ったぐらい。

 

御飯

 

 

木の子の炊込みそばごはん。

薬味のミョウガとの相性もよかった。

そして赤出汁

 

 

これはちょっとだけ。

具は失念。

 

菓子

 

 

これ↑もメニューになかったかも。

メモもないので感想を書けないが、隣の醤油っぽい皿を見る限り、そばの焼餅か。

献立表の菓子のところにある「グレープフルーツ」というのがこれ↑のことかこれ↓のことか、分かりませぬ。

 

 

奥に見える玉っぽいのがレアチーズのそば餅

面白いとは思ったが、蕎麦らしさは薄まる。

板状のものが菓子処「澤正」のオリジナル、そば短冊

厚みは1mmほどで、軽い食感が上品。

 

これで懐石は終了。

1時間半近くのゆったりとした時間を過ごせた。

帰り際にAさんが何やら店の人に確認している。

ぼくのためにそば菓子処「澤正」での予約限定の生菓子「そば餅団子」をお土産として頼んでくれていたのだニコニコ

 

 

これがまた美味しかった~ニコニコ

 

 

仏壇にお供えした後、ぼく一人ではとても賞味期限に食べきれないので、あんこ好きの甥っ子&妹夫婦に2/3ほど届けた。

 

母の親友という関係だが、Aさんとは今後も交流を続けたい。

母たちの70年近い濃い交友関係に感動した1日だった。

 

 

 

そば茶寮 澤正

 

京都市東山区今熊野剣宮町33-22

075-561-4786(予約受付)

昼 午後12時~午後2時半(入店)
夜 午後6時~午後7時半(入店)

奇数月は水曜日、偶数月は火曜日(祝祭日は除く)

※季節によって臨時営業、臨時休業あり

 

2019年9月入店