ひめしゃがの湯の後は、以前からの課題でもあった濁河温泉に向かうことにした。
ひめしゃがの湯と同じく下呂市小坂町にある濁河温泉、だがなかなかアクセスはきびしい。
標高1800m、御嶽山の7合目にあるのだが、3月上旬で途中から完全に雪道。
濁河温泉で待ち合わせをしていたもう一人の湯友は、ノーマルタイヤだったため到達できなかった。
雪はピークは過ぎていたのだろうが道は走りやすいわけはなく、予定以上に到達に時間がかかってしまった。
公営の露天風呂は冬季休業中。
宿は大小色々あるが、最初に目指したところは臨時休業。
宿によって源泉の違いがあるのか調べてなかったのだが、まずは営業してないと話にならない。
大丈夫そうなところを発見。
日帰り入浴もやっているようだし、「噴き出す温泉」って表記も気になる![]()
日帰り温泉の幟の横には源泉を溜めてある木の枡が。
椅子でも置けば足湯にはなりそうだが、そういうことなのか。
とりあえず営業はしてそうなので、ここに決定。
濁河温泉 ひゅって森の仲間
看板の横の表記に大いなるアピールがあった↓。
源泉100%・ちょっと熱・オール掛け流し・内湯露天。。。
楽しみだ![]()
まあ濁河温泉の宿は全て完全かけ流し使用らしいが。
案内を乞うと、掃除をしていた人の好さそうな女将さんが迎えてくれた。
立寄り入浴料は600円。
他にお客さんは居なそう。
男女別に内湯と露天がそれぞれ。
終始貸切状態で楽しむことができた。
壁の木材も新しい、清潔な脱衣所が気持ち良い。
ではまず内湯へ。
外への扉や窓を開けたが、内湯の湯気はほとんど無くならず。
3人ぐらい用の小ぶりな浴槽。
泉質的に析出物が激しく形成される(後程)ので、床はスノコ状に板が敷いてあった。
洗い場はシャワー付きが2組。
源泉は出ない…この泉質だとスケールの付着がすごくて無理だろう。
湯使いは完全かけ流し。
湯の色は表現が難しいが、淡く白緑色にささ濁りといった感じか。
使用源泉名は「市営G泉、濁河温泉、市営源泉の混合泉」。
源泉温度54度、pH6.5のナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉。
成分総計は2.755g/kg。
典型的な重炭酸土類泉に硫酸塩泉の成分がプラスされている。
淡い昆布ダシ臭と淡い金気臭がする。
炭酸ガス臭も感じられ、炭酸や重曹の甘味、淡い鉄味、淡いダシ味がする。
ザラっとした舌ざわりだ。
塩味はほとんどない。
ちなみに遊離二酸化太酸素は385.8mg。
それにしても湯口のスゴイ析出物。
お見事というしかない![]()
ちょっと色味が変だが↑、ご容赦。
浴感はスベキシ。
熱めということもあり、硫酸塩泉のピリっとした感じもあった。
炭酸水素イオンは753.5mg、硫酸イオンは638.8mgである。
では露天風呂へ。
使用源泉は同じなので、写真を中心に。
もはや浴槽の材質が何だか分からないレベル![]()
視線を外に向けると。。。
お、これ↑が「噴き出す温泉」だ![]()
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年々浴槽は狭くなっていってるだろうな![]()
湯の色は、やはり淡い白緑色ささ濁り。
ガッツリ重炭酸土類らしい色合いと存在感。
もちろん完全かけ流し。
排湯ロードを見ると、地球じゃないどこかの惑星みたい![]()
この入江みたい↑なのは、どうやってできるのだろう。
ちなみに内湯もそうだが、オレンジ色の細かな湯の花が多数舞っていた。
露天風呂には湯口が2つある。
メインと思われる湯口。
塩ビ管内のオレンジが鮮やか。
それにしても、やはり析出物。
自然の成せる造形、ひたすら見入るのみ![]()
もう一つの湯口は内湯からの湯だろうか。
こちらの析出物は、もはや驚異としか言いようがない。
ミクロワールドも凄そうだ。
濁河温泉は結局この宿だけの立寄りだったが、十分に堪能した。
迫りくる析出物に恐れつつ入浴するの図↑![]()
内湯は湯友。
次はこの湯旅唯一のマル秘系![]()
濁河温泉 ひゅって森の仲間
岐阜県下呂市小坂町落合2376-1
0120-103911
立寄り入浴料 600円
<源泉:市営G泉、濁河温泉、市営源泉の混合泉 >
ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 (低張性・中性・高温泉)
54度
pH6.5
成分総計 2.755g/kg
759リットル/分
掘削自噴
源泉で無色透明
浴槽で淡白緑色ささ濁り
淡昆布ダシ臭、淡金気臭、微炭酸臭あり
甘味、淡鉄味、淡ダシ味あり
スベキシ感あり
オレンジ色の細かな湯の花多数
析出物大量
完全かけ流し
2017年3月入湯
※数値はH27の分析表より


























