湯原温泉「油屋」シリーズ、<到着編>・<食事編>・<浴場編・食湯館>と続けたが、今回の<浴場編・夢酔庵>が最後。
湯原温泉 元禄旅籠 油屋 <浴場編・夢酔庵>
先述したように、この夢酔庵は宿泊棟。
地下に「薬王湯」という貸切に対応した浴場の他、全8室各部屋に源泉を引いた浴場がある。
「薬王湯」は貸切利用となり、通常60分3240円。
無料で利用できるプランだったので、ありがたく複数回入浴した。
まずは部屋にある「展望温泉」と名付けられた浴場から。
朝と夜の写真が混在。
その名の通り、旭川に面した窓がある浴場で、浴槽は一人サイズ。
縁が大理石、中が小タイルの美しい浴槽だ![]()
この表記↑によると、油屋の地下から湧出する自家源泉をそのまま使用していることになっているが、分析表を見ると混合泉の利用となっている。
詳しい分析表は混合泉のもののみなので、ここでは混合泉として以下紹介。
狭いながらも洗い場はあり、浴槽投入と兼用のカランの他、シャワーもある。
当然シャワーも源泉。
そういうわけで無色透明の湯は、使用源泉が「湯原館下泉・旧藤井泉源・旧瀬良泉源・旧翠明荘泉の混合泉」。
源泉温度44.8度、pH9.3、成分総計が約0.18g/kgの、アルカリ性単純温泉である。
これを加水なしの状態でフル開放にて浴槽に投入。
温度は部屋に供給するあたりでいい塩梅に温度が下がるのか、そのまま浴槽で42度ぐらいと適温だった![]()
もちろんしっかりオーバーフローさせてから入浴![]()
僅かな焦げ臭っぽさを感じる。
淡いほろ苦味があり、わりとしっかりしたツルスベ感があった。
今まで経験した部屋風呂の中でもトップクラスの満足度があった。
都合3回入浴![]()
それでは夢酔庵の地下にある「薬王湯」へ。
浴場は1つしかないため、グループごとの貸切が基本となる。
先述したが、通常は60分3240円。
一度に5人まで入浴可能。
この日は宿から何度入ってもよいと言ってもらい、何度も貸切で利用させてもらった。
またこの表記↑によると、やはり油屋地下の自家源泉をそのまま使用しているように思われる。
しかしここにも分析表では混合泉となっていた。
自家源泉のみであって欲しいのだが…ちゃんと宿の人に確認しておけばよかった。
やはりここでは混合泉を前提とする。
もし自家源泉のみの使用が判明したら訂正予定。
例によって写真の色味が黄味がかっているものが混じっているが、脳内変換してくださいm(_ _ )m
脱衣所も広く、なかなか趣がある。
そして浴場と壁やドアなしにそのままつながっているスタイル。
天井もあまり高くないわりにはクリアな感じで、強力な空調に支えられているようだ。
大小2つの浴槽が並ぶ。
滑らかな岩風呂といった感じであるが、後ろの葦簀の塩梅や絶妙な照明もよく、何とも美しい浴場である。
洗い場は広々と2人分。
シャワーはなくカランのみ。
ただしカランからは当たり前のように源泉がでる![]()
洗い場の右側にご注目。
浴槽に供給される源泉は暗くなった奥から流れてきている。
そこには観音像が。
観音像の下から湧出した湯をそのまま供給していたら素晴らしいのだが、調整のバルブを発見。
まあ仕方あるまい(^_^;)
それでも源泉の流れがとても楽しく美しい。
川の様に流れてきた源泉は、加温も加水もなくそのままの状態でまず大きい方の浴槽に投入される。
そこからのオーバーフローが小さい方の浴槽へ↓。
小浴槽専用の湯口は確か無かったかと。
よって浴場内の湯温は、大きい方が少し高い。
それでも共に適温であった。
無色透明の湯は、そういわけで使用源泉も同じく「湯原館下泉・旧藤井泉源・旧瀬良泉源・旧翠明荘泉の混合泉」とする。
よって源泉温度44.8度、pH9.3、成分総計が約0.18g/kgの、アルカリ性単純温泉である。
ほぼ無臭だが淡いほろ苦味、僅かな甘味も感じた。
極々僅かな塩味があったかなかったか。
もちろん完全かけ流し![]()
しっかりとしたツルスベ感も心地よい。
ただし湯の鮮度が明らかに違う。
ピカピカの湯
という表現になるだろうか![]()
砂湯を別としたら、湯原の湯の最高峰がこの浴場で味わえたと言えよう![]()
油屋に来たら、何を置いてもこの浴場には入って欲しい。
それだけの値打ちがある、素晴らしい浴場だった![]()
湯原温泉 油屋 夢酔庵
岡山県真庭市湯原温泉29
0867-62-2006
素泊まり 5,450円~
一泊二食付き 11,175円~
<源泉:湯原館下泉・旧藤井泉源・旧瀬良泉源・旧翠明荘泉の混合泉>
アルカリ性単純温泉 (アルカリ性・低張性・高温泉)
44.8度
pH9.3
成分総計 0.18g/kg
無色透明
微焦げ臭
淡ほろ苦味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2017年1月入湯
※数値はH27の分析表より



























