鹿沢温泉 紅葉館 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

松の湯温泉「松渓館」をチェックアウトし、向かったのは長野県との県境にも近い鹿沢温泉

手前に新鹿沢温泉の温泉街が広がるが、源泉は約4km先から引いている。

その湯元の宿に値するのが鹿沢温泉「紅葉館」である。

 

 

逆光で見にくい写真でスミマセン。

宿は明治2年に創業だが、鹿沢温泉自体の歴史は長く、鎌倉時代に遡るそうだ。

大正期に起きた火災によりこのエリアでの宿は「紅葉館」一軒になってしまった。

 

 

現在はリニューアルされ、ピカピカである。

本館5室、旧館5室の規模。

 

 

鹿沢温泉 紅葉館

 

 

 

小林亀蔵さんと言うのは以前の宿主とのこと。

またこの宿、誰もが知ってる「雪山賛歌」が生まれたところでもあるそうな。

 

 

案内を乞うがしばらく誰も出てこない…(後日サイトを見たら、立寄りは蕎麦処から入ってと書いてあった(^^ゞ)。

ようやく宿の息子さんだろうか、中学生ぐらいの男子が受付けてくれた。

立寄り入浴料は500円

秘湯を守る会の会員宿でもある。

 

 

吹き抜けのロビーが山の宿らしく良い感じ。

 

 

傍らには熟した柿が活けてあった。

 

浴場は別棟となる。

 

 

外から見ると、ここ↓である。

 

 

湯気抜きが2つあるように、浴場は男女別に内湯が1つずつ。

露天風呂などは無い。

 

 

雲井乃湯」と言うのは源泉名である。

詳しくは後程。

 

 

お馴染み日本温泉協会の評価はオール5。

 

 

↑とのこと。

 

 

男女とも終始貸切状態で入ることができた。

 

それでは浴場へ。

 

 

神々しいと表現したらよいのだろうか。

湯治の歴史の重みと湯の充実さを瞬間に見てとれる、素晴らしいの一言に尽きる浴場ラブラブ!

すでにオーバーフローの状況もご覧にいただけるであろう。

 

 

さほど広くない洗い場にはシャワーはおろか、カランもない。

壁から落ちる源泉が2本。

 

 

1本はご覧の枡に投じられ、そこから桶で汲んでかけ湯とする。

 

もう1本はもっと高いところから落とされる。

 

 

桶に投じられていたが、勝手に打たせ湯と解釈した。

 

 

圧はさほどでもないが、雰囲気で瞑想しながら打たれたくなる。

 

では再び浴槽へ。

 

 

源泉で無色透明、浴槽で僅かに白黄茶色にささ濁りの湯は、源泉名「雲井の湯(県所有)」。

自然湧出である。

源泉温度47.5度pH6.8の、マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉

成分総計1.48g/kg

 

 

完全かけ流しにて使用されている。

 

この浴場の神々しさを醸し出す一役を担っているのが、壁。

 

 

何が描かれているのかはっきり分からないのだが、こて絵と呼ばれる漆喰のレリーフであろう。

それが源泉の成分による沈着などで得も言われぬ色合いとなり、思わず拝みたくなる存在感だ。

 

さて、その源泉。

 

 

僅かなアブラ臭淡い金気臭がある。

仄かなアブラ味淡い鉄系の味気の抜けた炭酸のような甘味を感じた。

遊離二酸化炭素は98.8mgなので、含有量の割には感じられる。

 

 

重曹泉らしい、しっかりとしたスベスベ感がある。

炭酸水素イオンは828mg。

 

 

茶橙色の湯の花が多数舞っていた。

 

湯と雰囲気による感動は、ちっとも温泉ファンでないツレも同じだったようで、女湯の写真を何枚も撮ったらしい。

その中から1枚。

 

 

基本的にシンメトリーな構造だが、壁画は違うようだ。

 

気軽に湯治連泊できる料金ではないようなのだが、それでもこの浴場で湯治したいと思わせてくれた。

 

 

 

鹿沢温泉 紅葉館

 

群馬県吾妻郡嬬恋村田代681

0279-98-0421

立寄り入浴料 500円

<源泉:
雲井の湯(県所有)
マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)

47.5度

pH6.8
成分総計 1.48g/kg

自然湧出
源泉で無色透明・浴槽で微白黄茶色ささ濁り

微アブラ臭、淡金気臭あり

微アブラ味、淡鉄系味、甘味あり
しっかりとしたスベスベ感あり

茶橙色の湯の花多数
完全かけ流し

 

2016年11月入湯
※数値はH19の分析表より