8月に入ってのワインネタはこのところ続けている古酒冒険シリーズにはおそらく入らない。
2007年のビンテージなら、まだ古酒と言うには若いであろう。
今回のワインはまたまたスペインはリオハの「マルケル・デ・リスカル」。
熟成はレゼルバの方だ。
MARQUES DE RISCAL RESERVA 2007
実はこのワイン、ぼくが日本酒一辺倒からワインも飲むようになったきっかけの銘柄なのである。
時代は1999年末か、2000年の頭頃だったか。
世間はワインブームとかになってしばらく経ち、天邪鬼なぼくは「酒を語るなら、日本人なら日本酒が先だろう」とばかり、ワインには完全に背を向けて、数年間ひたすら日本酒を色々試していた。
それはそれで楽しかったのだが、お酒とは別な意味でスペイン文化に興味を持ち始めていたら、友人がスペインのワインをプレゼントしてくれた。
それがこの「マルケル・デ・リスカル」。
同じくレゼルバ仕様。
当時のビンテージは1995。
素直に飲むことができ、そしてその色っぽさに、まさにびっくりした。
ワインの奥深さをこの1本だけでも思い知ることができた気がした![]()
それから何本もこのリスカルを飲んだのだが、ここのところずっとご無沙汰。
今回数年ぶりぐらいで手に入れ(またオークション)、ワイン経験値をある程度積んだ状態で飲む機会を楽しみにしていたのだ![]()
ご覧の通り、クラシカルなラベルデザイン。
クラシカルなスペインワインにある針金も、今でもしっかり装着されている。
おそらくずっと変わってないのだろう。
ダリが愛飲したことでも知られるワインなのだが、ダリ時代もこのデザインだったと思いたい。
クラシカルなリオハらしい樽の甘いバニラ香とテンプラニーリョの甘い風味が合わさったリスカルの世界観はもちろん変わらず、田舎に帰ってきたぐらいの懐かしくも感動的な味わい![]()
ああ、これがやっぱりぼくのワインの原点だ。
モダンなワインから見ると、この樽風味は時代遅れなのかもしれない。
それでもぼくはこの方向は支持したい。
まあどちらも飲みたいのだが![]()
思い出の銘柄だけに、細かなインプレッションは逆に封印。
これからも思い出すように必ず飲んでいきたい1本だ。


