芦之湯温泉 「きのくにや」 前編 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

宮ノ下温泉の後は、芦之湯温泉へ移動。
芦之湯温泉は以前「山形屋」に立寄ったが、今回は自家源泉を持ち、300年の歴史を誇る宿「きのくにや」へ。




大きな宿である。
玄関もここだけではないらしい。

敷地内には滝廉太郎が作曲した「はこね八里 きのくにや」の石碑もある




立寄りで入れる風呂は限られているにも関わらず、それでも風呂が多いため、前編・後編に分けてアップします。


芦之湯温泉 「きのくにや」 前編




立寄り入浴料1000円のところ、まっとうな温泉の手形で無料
ちなみに受付時間は平日でも12時半~15時(入浴は16時まで)、土日祝は12時半~14時(入浴は15時まで)と、なかなか短いので注意。



広いロビーを横目で見つつ、浴場へ急ぐ。



立寄りで入れる浴場は「湯香殿」と「貴賓殿」の2か所。
ロビーに近いのは「湯香殿」だが、先客が多そうだったので、まずは「貴賓殿」へ。

この「前編」は「貴賓殿」の浴場シリーズとなる。



貴賓殿の浴場は「黄金湯」と呼ばれ(ややこしい)、内湯と露天風呂がある。



先客は一人のみ。

黄金湯」の内湯。


10人ぐらいは入れそうな広々とした湯船だ。
浴槽で湯はごく僅かに青白くささ濁っている

使用源泉は分析表だと黄金湯(3号)と言われる芦之湯4号泉
芦之湯3号と6号を使用している別の表記もあり、よくわからない。
芦之湯4号泉のみ掲げる分析表は平成20年。
別の表記では平成24年に湯量4倍宣言として芦之湯3号(黄金湯2号)芦之湯6号(黄金湯1号)を使用となっており、ややこしすぎる(^_^;)

いずれにせよ単純硫黄泉(硫化水素型)を、加温循環併用かけ流しで使用している。


実際、この内湯の湯口は以前とかなり違っている。
以前の写真を見ると、湯口が5つ並んでいたりして、全て源泉が違ったようだ。

右の勢いよく出ている源泉はほぼ無味無臭
温度はあり、もう一本の源泉「揚湯2号泉」ではないかと思うのだが、確信はない。

左の湯口は浴槽内に引き込まれているためはっきり分からないが、仄かなタマゴ風味があり、僅かに酸味のようなものを感じたのはたぶん気のせいだ。



存在感のある真ん中の湯口では、コクのある硫黄臭と、コクのあるタマゴ味があった。
ただし源泉はぬるく、これは源泉温度31.9度芦之湯4号泉、源泉そのままではないだろうか。



黒っぽい湯の花が多く舞っており、心地よいスベスベ感があった。


それでは貴賓殿の露天風呂、「黄金湯 露天風呂」へ。
現場では確か「山風の湯」となっていたが、HPではそうなってない…やはりややこしい(^^ゞ


こちらは3~4人ぐらいまでの大きさ。
黒っぽく見えるが、源泉は無色透明である。

こちらの使用源泉は明確。
浴槽の横にしっかり掲げてあった




源泉温度66.4度の「揚湯2号泉」を、おそらく完全かけ流しにて使用している。



黒っぽく見えるのは沈着で、成分のマンガンなどが作用しているのだろうか。



pH8.0カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
泉質は複雑だが、成分総計は1.098g/kgと、ぎりぎり名乗れるレベルなので、ほぼ無臭
僅かに甘味を感じた。



細かな白い湯の花が舞っている。
スベスベ感は重曹泉の名前も持つぐらいなので、わりとあった。
さらに少しだが泡付きも確認できた。


以上が前編。
後編に続く。。。

オマケ:アップした数々の写真のどこかに浴場と関係ない源泉の垂れ流しが写り込んでます。さてどこでしょう?



芦之湯温泉 「きのくにや」


神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯8
0460-83-7045
立寄り入浴料 1000円のところ、まっとうな温泉の手形で無料

黄金湯・内湯
<源泉:芦之湯4号泉>
単純硫黄温泉(硫化水素型)
(低張性・中性・低温泉)
31.9度
pH6.9
成分総計 0.522g/kg
72リットル/分(自然湧出)
浴槽で僅かに青白くささ濁り
真ん中湯口でコクのある硫黄臭あり
コクのあるタマゴ味あり
スベスベ感あり
黒い湯の花多数
かけ流し(加温循環併用?)
※数値はH20の分析表より

黄金湯・露天風呂(山風の湯)
<源泉:揚湯2号泉>
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
66.4度
pH8.0
成分総計 1.098g/kg
無色透明
ほぼ無臭
微甘味あり
スベスベ感あり
白く細かな湯の花あり
完全かけ流し
※数値はH17の分析表より

2015年7月入湯