

その湯はある宿に泊まると入ることができる湯なのだが、見た目は道路脇にある仮設の小屋なのである。

どう見ても普通の営業施設ではない。
完全に個人所有か地元民専用施設のようだが、繰り返すとこれがある宿に泊まることで、外湯として入ることができるのだ。
ただしその宿には内湯に温泉施設はなく、またサイトにはこの湯のことは全く触れられてなかった。
問合せてもあまり積極的に案内したがってはいないような感じだったので、ここでは某扱いとさせていただく。
実際、宿からはちょっと距離があり、気軽に歩いていける感じではない(^_^;)
その宿に素泊まりチェックイン。
魅力的な温泉宿も多いこのエリア、あえて温泉宿に泊まらなかった理由は、のみ不可のこの湯に入るためであった
余談だが、部屋に持ち込んだのは部屋飲み用の和歌山の地酒「黒牛」と、地の肴「イルカのハラボ」。

「黒牛」はもとより大好きな酒。
イルカのハラボとは大トロ部分のことを言うらしいが、それにしてもこの値段。
この辺では非常に身近なものなのであろう。
クジラに似てしっかりとした歯ごたえがあった。
話がそれた。
今度は湯小屋にチェックイン
道端の某小屋の湯

これが施設であることの証明に、ちゃんと湯の名前が看板で掲げてあるのだ。
なのに紹介したがってないあの感じは、この仮設状態だからだろうか(^_^;)
しっかり紹介できないのは歯がゆいが、借りた鍵で中に入ればその理由も明らかになった。

おそらくこの小屋の所有者関係の個人所有物お風呂道具がキープされていた。
これはどう見ても宿自慢の貸切温泉って体ではない…外観の時点でそうであるが

ちなみに中は男女別とかではないので、混浴というか貸切使用であろう。
脱衣所と浴場にはご覧の境があるだけで、壁はない。
ただし木材はなかなか新しく、最近できたものであり、また今後どうなるか分からない状況でもある。
浴場内全体として、とても清潔に保たれていたのが印象的だ。
天井はごく簡易なトタン屋根で、意図してるかしてないか、湯気抜きもしっかりしている。
さてもったいぶってるが
、ではその浴槽をば。

無色透明な湯が当然のごとく完全かけ流しで満たされていた。
小屋にはもちろんと言うか分析表は掲げられておらず、またホテルに聞いてもオーナーじゃないと分からないと言われ、詳しい源泉情報は不明である。
この地の他の源泉から考えても、おそらくアルカリ性の単純温泉であろう。
パッと見は湯船からオーバーフローが無いように見えるが、一か所から落とされていた。
落とされる先はそのまま外に繋がっているのがお分かりであろう。
それを小屋の外から見ると、このような具合↓だ。

この写真↑に見覚えのある方。
そう、ここで取り上げた光景だ
あのときに無理してここに入らなかった理由は、もっと新鮮でよい状態の湯に浸かることができたからである
それにしてもコンクリブロックがおいてあることを見ると、それを足場にここへ入ってる人がいるのだろうか。。。
…入ってる人の写真は見たことがあるけどね

ちなみにこの排湯は露天風呂状態の池からさらに川のように流れていた。
さて、浴槽へ戻ろう。
湯口はご覧の太い塩ビ管である。
途中から細い管が外に出ていて、それがカランとなっている。

40度はあると思われる源泉が、カランからも勢いよく出すことができる。
そして浴槽への湯口。

タマゴ臭と、僅かに生ゴム臭を感じた。
ほろ苦味を少しまとったタマゴ味には、淡い甘味もある。
湯が満たされているときは湯口の先は浴槽内にあって分かりにくいが、湯が減ってくると分かるその投入量


ドバドバドバ~
投入量を比べたら未湯に終わった青森の安部城温泉はもっとすごかったんだろうけど、これでも十二分な状況となる
みるみる透明だった湯が泡で白くなっていった。
すね毛自慢の湯友の足で泡付きを確認
あっという間にこれ↓
炭酸ガス系でなくてここまで激しく泡が付く湯もそうはないだろう。
南紀勝浦の湯はどれもストライクの素晴らしいものばかりだったが、ここに極まった感じだ
元よりのしっかりしたツルスベ感の上に激泡のニュルプチ感が加わって、40度ちょっとぐらいの心地よい温度もあり、本当にたまらない浴感となった
そう言えばここまで湯友全員の入浴記念写真がない。
せっかくだからあえてこの狭い浴槽で撮ろうということに。
スミマセン、むさくるしくて(^^ゞ
当然、翌朝も入りに来たことは言うまでもない。
と言うか、宿で寝なくていいんで、この小屋で寝泊まりしたいとみんな思ってしまったのであった
道端の某小屋の湯
某宿に宿泊すると鍵が借りられる












