紀勢本線を越えたところ、夏山地区にある一軒宿が夏山温泉「もみじや」である。

このあたりはどこの湯もドバドバなのだが
、その中でもずっと憧れていた超ドバドバな浴場があるのがここ、「もみじや」である。
エリア的には湯川温泉の中に数えられるのだろうが、もちろん自家源泉。
ちなみに夏山温泉は「なっさ温泉」と読むそうだ。
夏山温泉 「もみじや」

夏山海岸と呼ばれる海も近く、宿泊すると海鮮系の食事が楽しみなので、今回の旅で宿泊も検討したのだが、色んな都合で立寄りでの来訪となった。

立寄り入浴料は300円。
まっとうな温泉の手形でも無料になったのだが忘れてしまった…でも結果的に何度でも300円を支払いたくなる湯だった
何やら居心地のよさそうなロビーを右に確認しながら廊下を進む。
このロビーは後で寄らせていただこう。
浴場は階段を下ったところにある。
良い湯は階下原則だ
おお~、大好きな小タイル浴槽
しかも美しいカーブが描かれている
ペンキで緑に塗られた木の窓枠も美しい
無色透明な湯がドバドバ~ドバドバ~と溢れかえっている
いや~、たまりません

使用源泉は分析表がなかったため詳細は不明。
温度は40~41度ぐらいの、心地よすぎる長湯使用のちょいぬるめ。
泉質としては、古い記録を見ると単純硫黄泉となっているが、これまでの感じだとここもアルカリ性の単純温泉であろう。
やはり古い記録では湧出量は110リットル/分となっており、それをここ一軒で使っているのだ。
ダイナミックなドバドバ具合は、まさに海。
溢れ出たそれらが目前の海に返ってると思えば、自然のやはりダイナミックなサイクルさえ想起させてくれる

そんな投入具合だから、湯口からは源泉が噴射されている。
コップも2つ置いてあり、じゃんじゃん飲もうではないか。
心地よいタマゴ臭と、やや淡めのタマゴ味。
ほろ苦さと淡い甘みもある。

極上のツルスベ感がある
おそらく今までのように総計は少ないであろうが、高アルカリで炭酸イオンがしっかり含まれているだろう。
泡付きもバッチリだった…写真に撮れなかったが。
洗い場には申し訳程度に蛇口がいくつかついているが、浴槽からじゃんじゃん湯を汲んで使えばよいじゃないか
いつまでも入っていたい湯。
ああ、このままやっぱりここに泊まりたい~
だが宿はすでに予約しており、それものみ不可の宿のため予定を変更するわけにはいかないのだ。

女湯も観察させてもらった。
浴槽は小さいがやはり美しく、そしてもちろん激しいドバドバ具合である
そして気になっていたロビーへ。

寛ぐ湯友の内2人をパチリ。
うぅむ、落ち着く。
やっぱりここはいつか宿泊で再訪したいものだ。
夏山温泉 「もみじや」
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字湯川夏山3830









