岩手の湯シリーズの途中だけど、東京の温泉銭湯を2つばかり。
共に再訪だが、それぞれ訪れた理由がある。
一つは昨年末に訪れた、改装して立派になり、湯使いもよいという御谷湯。
もう一つはこの1月で閉店してしまう六郷温泉の惜別入湯。
特にこの惜別入湯記事を営業期間中にアップしたかったのだ
まずはとある仕事のリハーサルと本番の間に入ってきた御谷湯から
平成27年の5月にリニューアルオープン。
5F建てのモダンでピカピカな建物だ。

暗くてよくわからないかもしれないけど、以前(2011年)はこんな感じ↓。

この状態↑でも昔ながらの銭湯形式からリニューアルされており、番台がフロントに、待合室に畳が敷かれるようになったという。
下町の銭湯が減っていく中(近くの温泉銭湯「泉湯」は廃業した)、今回はさらに画期的なリニューアルだろう。
御谷湯

後から知ったのだが、この暖簾の「ニコニコ入浴」とは、墨田区が毎週金曜にやっているサービスデイ。
にこにこ入浴証の受給者(高齢者?)が安く入れるようにした日なのである。
なのでいつもこの暖簾がかかっているわけではない。
実際高い評判の上、サービスデイだったため、風呂は予想以上に盛況だった。

夜遅くまでやっているのも頼もしい。
3段階に温度を変えた浴槽は、以前からの方針を受け継いでいる。
さらに4Fには不感温度に設定した浴槽も作られた…この日の男湯は4Fだ、ラッキー

入浴料は東京の銭湯料金460円。
ぼくとしたことがタオルを忘れてしまい、貸しタオルが30円。

ロビーはフローリングで畳はなくなってしまったが、畳大のソファ?ベンチ?が十分の広さで寛がせてくれる。
エレベーターで4Fへ。
以下、大盛況のため写真は撮れず。
サイトより少しだけ拝借した。
浴槽も大変にモダン。

※サイトより拝借
使用される源泉名は「御谷温泉」。
源泉温度17.9度のメタケイ酸の値にて温泉法の温泉となる冷鉱泉を加温使用。
褐色透明で、淡いモール臭がある。
仄かな甘みと仄かなほろ苦さを感じた。
浴槽温度は高温が45度、中温が42度、低温がいわゆる源泉水風呂で21度。
いずれも湯口は浴槽内にある。
詳細な分析表はないのだが、掲げてあった説明によると源泉かけ流しとなっている。
加温循環はしているようにも思えたが、何しろ人の出入りが多くて湯の流れを確認することができない(^o^;)
浴槽内で茶色の湯の花が少し確認できたので、新湯投入によるかけ流しは事実であろう。
pH8.7のアルカリ性で、重曹泉系であろう、スベスベ感も感じられた。
低温の源泉水風呂はセンサーによる新湯投入だったが、こちらはその分完全かけ流しに見えた。
なお源泉水風呂では少しだが細かな泡付きが確認できた
そしてなんといっても人が入ったまま出ていかない(^^ゞ、不感温温泉。

※サイトより拝借
浴室内もひときわ暗く、寝る人も多いのでは。
35度に設定されていた。
湧出量は304リットル/分と多いのが、これだけの施設を作れる基となっているのだろう。
また一般の浴槽以外に、リニューアル後の特徴として福祉型家族風呂というのがある。
東京都では一般的に貸切風呂、家族風呂といった状態での浴場経営を、風紀上の理由で認めていない。
元々湯治の場では介護的な意味での混浴が自然だったわけで、その延長上にこの家族風呂が作られた。
行政と話し合いをしつつ、現在も好評に稼働しているとのことである
ぜひ粘り強く続けていただきたい。
御谷湯
東京都墨田区石原3-30-8
03-3623-1695
入浴料 460円
<源泉:御谷温泉>
メタケイ酸の値で温泉法の温泉
17.9度
304リットル/分
褐色透明
淡モール臭あり
微甘味、微ほろ苦味あり
源泉水風呂で少量の細かな泡付きあり
スベスベ感あり
加温・循環併用?かけ流し
2015年12月入湯
※数値はH21年の分析書より



