月光温泉クアハイム の真向かいにあるちょっと怪しげな建物。
心なしか人の目から少し忍ばせるような小さな入口、それでも入場を誘う赤い字体の看板、ぼくはなぜか秘宝館を想像してしまった![]()
もちろん、そんなことはない。
その看板には「大浴場入口」の文字。
月光温泉クアハイムの大浴場ではなく、別に存在する月光温泉 大浴場という温泉施設なのである。
月光温泉 大浴場
秘宝館に入るように
、必要以上にドキドキして中へ。
…意に反して(?)、中はよくある、ぼくの大好きな共同湯の空気が漂っていた
入浴料は350円。
料金や時間を色々貼り足していて、結局営業時間は全日24時までになったのだろう![]()
ちなみにオープンは4時である。
クアハイムの大きな浴場に入った後にこの大浴場、とてもじゃないが大には見えない![]()
しかしそれは湯好きからすればむしろ嬉しいこと。
しかも先客は洗い場に1人のみ。
ほぼ独占状態だ。
秘してないが宝はあった!![]()
ご覧のようにこちらも豪勢なかけ流し。
ざんざんレベルのかけ流しというよりかは、ドバドバと言っていいだろう![]()
無色透明の湯は仄かに甘味のある鉱物臭や、また仄かな硫化水素臭を放つが、クアハイムの源泉とは別になる。
「月光温泉 あさか野泉」がこちらの源泉名。
湧出量はクアハイム源泉よりも多く、616リットル/分。
源泉温度は少し高く48度。
pHも少し高い9.0のアルカリ性。
また成分も少し濃く、成分総計1.381gのナトリウム-硫酸塩・塩化物泉となる。
湯口が豪快で、一度吹き上げさせてそれを浴槽に注ぐ感じになっている。
この方式で加水なしに少し温度を下げているのだろうが、それでも浴槽内は43~4度ぐらいの熱めだった。
味わいはやはり淡いタマゴ味がする。
クアハイムの源泉と比べ、ナトリウムや塩素イオンが多いのに加え、硫酸イオンが155.8mgから530.3mgとかなり増える。
逆に炭酸水素イオンは175.3mgから40.6mgとかなり減っているのだ。
より芒硝泉らしい芒硝泉(?)ということになる。
単純な淡い濃いだけの源泉の違いではない、別の性質を持っている源泉なのである。
しかしこちらの湯も、温度は高めなのに、しっかりと泡がつく![]()
美しくない写真で申し訳ないがm(u_u)m、脛毛にまとわりつくたくさんの気泡がお分かりいただけるであろう。
なかなかこの温度で泡付きというのは珍しいのではないか。
そして浴感自体もやっぱりしっかりとしたツルスベ感があるのだ。
まあなにぶん熱めなので、ゆっくり長湯には不向きだが、それこそ休憩しつつ何度も入り直したくなる魅力に溢れた湯であった。
クアハイム とこの大浴場も、どちらも素晴らしい月光温泉。
月光温泉の源泉を引く別の施設も気になったが、特別な相方がいないと入りづらい形式なため、独り湯旅の今回は見送った![]()
月光温泉 大浴場
福島県郡山市安積町笹川字四角坦62-1
024-945-9882
入浴料 350円
<源泉:月光温泉あさか野泉>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
48度
pH9.0
616リットル/分(掘削・動力揚湯)
成分総計 1.381g/kg
無色透明
微甘鉱物臭と微硫化水素臭あり
淡タマゴ味あり
ツルスベ感あり
大量の細かな泡付きあり
完全かけ流し
2013年7月入湯
※数値はH12の分析表より








