温泉記事を再び。
7月に行った、茨城と福島の湯から。
最初は茨城のシブい鉱泉宿をいくつか訪ねようと思ってそこそこ企画をしていた。
だが以前より気になっていた某湯のことを思い出し、まずはそこから攻めようとしたことで計画が乱れ始める![]()
結局シブい鉱泉宿は1湯のみ。
それは後半にとっておいて。
ではその、野湯とも垂れ流しともちょっと雰囲気が違うが、実際営業してないということで某扱いの湯から。
茨城某所、農道脇の田畑が連なるとあるあぜ道から、タダモノでない硫黄臭が漂っているエリアがある。
幅30cm弱ほどの溝には白濁した結構な流れがずっと続いている。
間違いなく、硫黄臭はこの流れから来ている。
太い塩ビパイプから驚くような勢いでこの源泉が投じられているのがわかる。
ただしここだと近づくことができても源泉を楽しむには狭すぎる![]()
溝の違う方向を眺めると、ちょっとした湯溜まり的なエリアがありそうだ。
と言うわけで、絶好のスポットへ。
H温泉「M湯」
なぜこれがH温泉のM湯という呼び名になるかは後ほどに。
この湯溜まりエリア、1辺が1mぐらいありそうだ。
ここでは白濁というより、緑色に見えるではないか。
温度を測ってみたら20度。
冷鉱泉である。
ただし時は7月。
早朝でまだそれほど暑くはないが、涼しくもない。
ぼく的には躊躇せず楽しめる泉温状況だ![]()
源泉の色は淡い緑色透明といった感じ。
白い湯の花が大量に舞っている。
1m四方の浴槽(違うか
)には不釣合いに太い湯口(違うか
)が浴槽内(違うか
)に引き込まれ、スゴイ勢いで源泉が投じられるため、基本的に泡まみれである。
硫黄臭につりあうタマゴ味があった。
そして浴感は硫黄泉らしいしっかりとしたツルスベ![]()
ちょっと冷たいこと以外は、かなりなゴキゲン湯なのである。
さて、どう贔屓目に見てもこのコンクリの枡が一般の入浴施設でないことは明らか![]()
実はこの後ろにある建物がH温泉「M湯」としてかつて営業されていたのだ。
ちなみに営業当時の温泉名はHではないようだが、現在は所有者の名前を冠していると思われる。
現状は廃墟とまではいかないが、使われていない建物の危うさが漂っている。
しかも営業されていたときも、どうやら一般の人は利用できない施設だったらしい。
見つけた説明によると、この源泉は780m掘削で100リットル/分の自噴泉、源泉温度32度となっている(泉質など不明)。
見ることができたのが分析表ではないので確信は持てないが、ぼくがいただいた20度の湯はおそらく違う源泉なのだろう。
もしかしたら最初に見た白濁の湯の方に32度の湯が流れ込んでいたのかもしれない。
とは言えもはや確認しようがないので、取り上げた源泉をもってH温泉「M湯」とさせていただく。
そして営業を辞めた理由というのが、茨城県の条例で消毒を義務付けられそうになったためとのこと。
その条件を飲むぐらいなら、やめてしまえってことですわヽ(゚◇゚ )ノ
スゴイ気概のある決断じゃないか![]()
逆に言うと、条例が変わったらまた営業が再開されるかもしれない。
それでも一般に開放される可能性は低そうだけど。
某湯系なのでこれ以上踏み込んだことは避けさせていただきます![]()
次からは普通の入浴施設がしばらく続きます(^^ゞ
H温泉「M湯」
茨城県某所
20度
淡緑色透明
コクのある硫黄臭あり
タマゴ味あり
白い湯の花大量にあり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2013年7月入湯









