久々に大塚にある地酒屋「こだま」 へ。
今ぼくが常に行きたいと思う、日本酒販売店がここだ。
ちなみに一般的な有名酒はほとんどない。
名は通ってないが、しっかりきっちり仕込まれている酒だけが並んでいる。
そして全ての酒が試飲できるのである。
もちろんご主人のこだまさんはその全てに通じており、的確なアドバイスをしてくれる。
自分で全部味わいながら、確認できるのだ。
こんな店、そうはないでしょう![]()
色々試飲した結果、このときに買ったのが奈良の千代酒造が醸す「篠峯」。
篠峯 山田錦 純米 生もと 無濾過 生酒
もちろん純米、仕込みは生もとで、しかも無濾過の生酒。
米は山田錦で、麹米60%、掛米77%精米。
アルコールは16-17度と高め。
これで一升2600円ちょっと。
色はほぼ透明だが、いくぶん黄味がかっているか。
香りは落ち着いており、生酒にあるとがった感じが少ない。
でも口に含むとまだ舌にピリピリした発酵のニュアンスが残り、新鮮さが心地よい。
そして何より特徴的なのが、その酸味。
縦にスッと駆け抜ける感じ。
そのスピードにはちょっと驚く。
この酸を軸に、甘味はゆるやかながら横に広がり、そしてしっかりした辛味がキレをもたらす。
う~ん、これは面白い!
醸造酒は酸味のコントロールに技を見るが、この酒は実にユニークだ。
そして、間違いなく美味しい。
気に入った!
この「篠峯」のシリーズには「櫛羅(くじら)」というさらに個性的な酒があり、それはまさにディープな白ワイン、まだ眠っているバタールモンラッシェ(ちょっと言いすぎ
?)みたいな香味を想起させたりする。
そちらもいずれ買ってきてガッツリ飲みたい。
いやぁ、大塚に行く理由をあれこれ作ろっと。
