甲府の温泉シリーズ の前に、先日横浜でのライブの後に立ち寄った温泉銭湯から。
横浜市中区には温泉銭湯が2つ残っており、1つは以前訪ねた、伊勢佐木町にある「利世館 」。
もう1つが、根岸線山手駅に連なる大和町商店街にある、今回の「いなり湯」。
いなり湯
外観からはさほど古そうには思えなかったが、造りは古きよき銭湯である。
下駄箱もご覧の通り年代モノ。
暖簾から2つに分かれており、男女別の入口、すなわち番台形式である。
浴室のレイアウトも一般的な銭湯。
温泉使用の浴槽は左奥にある。
広さはそこそこあるのだが、この浴槽は電気風呂を兼ねている。
どこが電気風呂エリアだか、一見したところでは分からない![]()
見取り図みたいなのがあることはあるが、デフォルメされており、仕方が無いのでそぉ~っと入ってみる。
さすがに手前にいきなり、ではなかった。
上の浴槽写真では濃く見えるが実際は透明度20~30cmぐらいの黒湯。
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉で、泉質表にあった源泉温度は16.8度。
成分総計は1.035g/kg。
通常通り加温・循環・塩素インだが塩素臭はほとんど感じられない。
黒湯らしいスベスベ感があり、淡い甘味があった。
さらに源泉のカランをひねると一瞬だが微硫化水素臭を感じることができた。
やっぱり硫化水素臭は痕跡でも感じられると嬉しいものだ。
源泉水風呂は無いのだが、源泉をそのまま浴びられるシャワーが、温泉浴槽のカラン部分併設と、浴室入口の2ヶ所にある。
水風呂みたいにどっぷりとは味わえないものの、これはこれで実に気持ちよい。
かなり遅い時間だったが、常連さんたちが途切れることなく入ってくる。
商店街によく似合う温泉銭湯だった。
いなり湯
横浜市中区大和町1-12
045-623-8771
入湯料 450円
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
16.8度
pH8.7
60m掘削
成分総計1.035g/kg
茶褐色、透明度は20-30cm
モール風味・淡甘味あり
カランの源泉で微硫化水素臭あり
スベスベ感あり
加温・循環・消毒
非加熱源泉シャワーあり






