当ブログでは、

マスコミ業界で働く

コティマム&ジェイソン夫婦が、

業界"ナイショ話”と共に

「言葉の使い方」

知ると面白い「なるほどネタ」

プロ視点でお届けしますメール電球

 

 

【登場人物】

 

◎詳しい人物紹介はこちらから◎

 

 

サムネイル

妻・コティマム。

フリーランスライター鉛筆

元テレビ局芸能記者カメラ

取材執筆記事は1万本以上。

次女出産6時間前まで原稿を書き、

産後8日で仕事復帰した

仕事大好き人間。

深夜3時から執筆中。

 

サムネイル

夫・ジェイソン。

現役テレビディレクター。

映像制作会社に入社し、

キー・準キー局で情報・報道番組に

携わる。記者クラブ経験あり鉛筆

現在は某情報番組で

チーフディレクターを担当中。

週2徹夜勤務zzz

 【こちらも読まれています】

  



ゆめみる宝石ランキング参加していますおねがい

ポチっと押していただけると嬉しいです↓ゆめみる宝石

 

にほんブログ村 その他生活ブログ フリーランス(ライター系)へ
にほんブログ村

 

 

鉛筆鉛筆鉛筆

 

こんにちはうさぎ

夫のジェイソンですニコニコ

 

今回は

 

事件現場の取材

 について。


先週、

長野県中野市で発生した

「猟銃立てこもり」

死者4名の凄惨な事件です。



取材の細かい内容は言えませんが、

こうした事件取材の場合、

一般的に現場ではどんな取材をするのか、

今回の現場取材のことも含めて

書いてみます。

(※今回は被疑者関連の取材について触れます)



誰よりも早く現場に到着する

 


事件取材でとても重要なのが、

最初に現着すること。


警察の捜査と同じで初動が肝心です。



▼目撃情報の記憶が新しいうちに

▼マスコミへの警戒心が薄いうちに

▼規制線が広がる前に


あとからノコノコやってきては

撮れるものも撮れなくなってしまいます。



とはいえ、、、

いろんな判断が必要 

事件発生よし現場へ行け!

とはなりません。


今回ぼくは、

発生翌日の朝一で長野へ入りました。



今回は

猟銃を持って立てこもっている

という危険な現場のため、

安全管理の面でGOに時間がかかりました。



さらに、今回の現場は長野。

早く現場入りしたくても

遠方だとこの時点で、

地元局や地元紙にアドバンテージがあります。


まずは現場の地理を把握 

ぼくが現着後に必ずやるのは、

地図を見ながら

現場周辺を

グルッと歩いて回ることです。



(長野県中野市の事件現場)



事件の場合、

現場保存する意味で

(鑑識作業、実況見分などするため)

規制線が張られます。



犯行現場の範囲、逃走ルート、

被害者の人数や状況によって

規制の範囲も変わります。



▼規制線手前でどこまで取材できるのか。

▼トイレ、コンビニはどこか。

▼街中だったら、

Wi-Fiが飛んでいる場所はどこか。


これらを把握します。


→撮影した映像を局に伝送する場合、

局の中継車や簡易中継機材を

使う場合が多いですが、

ネット回線で送る場合もあります。


漫喫やホテルのWi-Fiは、

回線速度が早いので重宝しています。



現場に一番近い所から聞き込み

 

現場周辺で聞き込む取材を

地取り(地回り)と呼びます。


現場の隣の家、向かいの家、

同じ町内片っ端から•••。



目撃、声を聞いた、

物音を聞いた、普段と違う状況等。



ただ、事件発生後は

規制線が張られるため

隣近所の地取りは難しいです。



そのため、事件を早く覚知して

規制線が張られる前に

現場に行くことが重要です。

(至難の業ですが。。)



どこに(誰に)取材する? 

被疑者、被害者の人物像、

関係性などをまずは

知りたいところです。



知り合いのトラブルなのか?

家族の揉め事なのか?

無差別なのか?



親族

近隣住民

自治会長

同級生

友達

職場同僚

消防団など地域の活動

行きつけの店

などを地取りで探します。


また、

SNSのリサーチにも力を入れています。


最近はどこの局にも

サイバー班というのがあって、

SNSから交友関係などを

探るのも重要な取材手法です。



動画、写真、卒アル探し 

最近は動画や写真をに

アップする人も多いですね。


また、卒業アルバム

生い立ちや思想、動機につながる

ヒントが隠されていることもあって

重要なアイテムです。



入手の仕方は基本的に同じで、

親しい人に提供してもらったり、

SNSなどです。



ここで重要な作業があります。

面確(めんかく)


入手した動画や写真が

本当に被疑者本人なのか。


もし、親族から提供されていれば

間違いありませんが、

友人、知人、ましてや近所の人からの

提供なら慎重に確認が必要です。



(人物間違いは絶対あってはなりません。

当たり前だろ、と解っていてもミスは起きます。

これまで様々な番組でミスは起きました。)



違う場所で、

関係性のない3人

確認をします。


これを「3本確認」と呼んでいます。


(例えば、

3人グループに1人ずつ聞いても確認を

3本とったとなりません。

もしかしたら、その場の雰囲気でみんな本人だと

思い込むかもしれません。

聞く3人は、それぞれが他人

交友関係や職場環境などが違う人が望ましいです。)



詳しくは言えませんが、

少し特殊な聞き方をします。


少しでも、自信がなかったり

あやふやな感じだった場合は、

「確認できた」とはみなしません。


絶対してはいけないのが、

こちらから「この人で会っていますか?」

という、誘導的な聞き方です。



重要な防犯カメラ 


防犯カメラは警察も

必ず捜査して押収します。



犯行当時の状況、

被疑者の見た目(背格好、性別)、

人数、

逃走(車両)のナンバー、

逃走ルート割り出し•••


などなど重要な情報が

映っていることがあります。


警察への取材 


大きな事件が起こると

警察は本部長(県警トップ)や

刑事部長(刑事トップ)らが

会見を行います。


ここで、正式に

被疑者や被害者の名前が発表されます。


2者の関係性やトラブル、

動機などおおよそ差し障りない部分を

オープンにします。


が、これでは

各社納得しません。

もっと核心をつきたいのです。


なので、以前にも書いた

警察への取材行為

(朝がけ、夜回りなど)が

大事になります。




逮捕後の取り調べによる

罪状認否、動機などの

供述の情報を各社取りにいきます。



現地警察に取材をできるのは、

地元のテレビ局、新聞社の

記者クラブのみ。


東京のマスコミなら警視庁、警察庁

愛知のマスコミなら愛知県警

福岡のマスコミなら福岡県警

てな具合です。


今回の「猟銃立てこもり事件」は、

長野県のマスコミが長野県警を取材します。



応援で入っている

東京、愛知、岐阜、石川などの

マスコミたちは、

警察取材に関しては待ちです。


頑張って情報とってね、と

期待と労いの気持ちで待ちます。


(地方のマスコミの場合、

東京や大阪からのプレッシャーがすごいですw。

百戦錬磨の東京軍団からは、

あなたたちのシマなんだから、

他社に負けないようにしっかりやってくださいね!的な

ぼくも名古屋時代に経験しました。。)



名古屋の記者時代以来の

本格的な地取り(地回り)。


もはや、40代突入で体力が。。

足が棒になる感覚を

6年ぶりに味わいました。


いまは、日焼けしすぎて脱皮中です。。



スタースタースタースタースター

 

 

妻・コティマムの

ワーママ日常ブログはこちらから↓

 

「2児ワーママのカオスな日常

~アラフォーライター狼狽譚&たまの贅沢~」