「一度不倫した人は、きっとまたする」
「あれだけ修羅場を迎えたのに、どうして?」
夫や妻に不倫を再発された皆様、裏切りのフラッシュバックと絶望の中で、必死に耐えていることと察します。
浮気不倫問題専門カウンセラーの河野匡利です。
最初に、多くのご相談を受けてきた私なりの「結論」を明確にお伝えします。
「浮気不倫した人はまたする確率は高い」というのは事実です。
しかし、それは本人が根っからの『不倫病』だからだけではありません。
1度目の不倫発覚後、夫婦関係の根本的な問題に蓋をしたまま、曖昧に『再構築』を進めてしまったことに大きな原因があります。
今回は、「2つのリアルな再発事例」をもとに、なぜ不倫した人は繰り返すのか、その心理と2度目で断ち切るための限界点について解説します。
本記事の目次(スクロールして読みたいところからご覧ください)
・[事例1]過去に同級生と不倫した妻が5年後に職場の男と不倫
・被害者意識のままでは再発リスクは消えない
・[事例2]3年前に不倫した夫が再び職場の女性と再発
・不倫した人は「驚くほど簡単に忘れる」
・再発する確率を上げてしまう「最大の原因」
・二度目の不倫こそが夫婦を見極める「限界点」、三度目が起きないためには
【事例1】過去に同級生と不倫した妻が、5年後に職場の男と不倫
最初のご相談事例です。
私のカウンセリングに来られたあるご主人のケースです。
「うちの妻は以前不倫しました。
相手の奥さんが乗り込んできて知ったんです。
4人で話しをつけて終わったんですがその男は同級生でした。
5年ほど前のことです。
今度は同じ職場の男です。」
過去に不倫した妻がまたあやしい。
同じ相手かと感じる方も多いのですが、結局、違う人だったというケースは非常に多いものです。
不倫妻にとってこれらは、離婚したくてしたわけではなく、よくある「火遊び」です。
相手の男は妻より年下で独身の場合が多く、無駄に元気で世間知らずでたちが悪い男が目立ちます。
男にちやほやされ、恋に恋している気分に浸り、体も癒され女として満たされる。
なのに、家庭を壊すつもりはまったくありません。
しかし浮気妻にとって火遊びでも、相手の男は本気になったケースは少なくない。
「離婚すればいいのに」
「俺が責任をとる」「俺を信じて」
ばかりでなく、
「慰藉料なら払う!」
「子供は俺が面倒みる」など、ここまでとち狂った男を私はたくさん見てきました。
被害者意識のままでは再発リスクは消えない
カウンセラーである私からすれば、違うところにも目がいきます。
「過去に妻は不倫したのに、なぜ妻はまたしたのか?」ということです。
また浮気に走る確率を高めるような夫婦関係だったのか。
それか根っから浮気性でどうにもならないのか。
もし夫婦関係にも問題があったなら、それを理解して受け入れて夫婦の問題を改善するべきだった。
であれば、2度目の不倫はなかった可能性もあったのでは、と思うのです。
妻に不倫されたご主人に問うと、
「自分は被害者意識が強いままだった」
「妻に向き合い直す意識が足りなかった」
と言います。
でも、そういう方は意外と多いのです。
となると、そもそも家庭から浮気に走った(逃げた)妻です。
夫婦関係が変わっていなければ、またやらかすリスクがあることは否めません。
この不倫の結末ですが、男を呼びつけて不貞行為に対する慰謝料を払わせることになった際、男は「僕は本気です」なんてほざいたと言います。
妻に「離婚して彼のところに行きますか?どうしたいのか?」と聞いたら、「しばらく考えさせて」と言った妻。
しかし結局、離婚ではなく男と別れる選択をしました。
もちろん最初から男とは火遊びだったのですが、負けん気の強さで抵抗したのでしょう。
【事例2】3年前にパート女性と不倫した夫が、再び職場の女性と再発
次のご相談事例です。
今度は旦那さんに裏切られた奥様のケースです。
「旦那は会社のパートさんに手を出して、私の帰省中、女を家に連れ込んでました。
あやしいと感じ早く帰ってきて現場をおさえました。3年前でした。
そして今、会社の女性と浮気しているようです。
同じ相手かもしれません。」
この夫は3年前の不倫でした。
味をしめたのか、今回も同じような環境(職場)で釣った相手でした。
妻の推測とは違い、3年前とは別の女。
以前ばれて痛い目を見ているので、さすがに今回は家に連れ込みはしませんでしたが、仕事が終わっては女のアパートに直行。
たまに外泊をしていました。
妻は以前の不倫がトラウマで、いまだに傷が癒えてない。
「また始まったのか、、、」と、またあの頃の苦悩がよみがえります。
しかし、不倫するほうはどこ吹く風。
3年前のことなどなかったかのようです。
不倫した人は「驚くほど簡単に忘れる」
不倫した人って忘れます。
どんなにそのとき懲りても、都合よく消化しちゃいます。
相手を苦しませ痛みつけたことなんて、なかったかのよう。
ふと思い出し、「あ~そういうこともあったなあ、楽しかったなあ」その程度な人たちは多いのです。
だから、忘れた頃にまた浮気する。
「3年前、あれだけもめて懲りたから、さすがもうまずいって」とは思いません。
この方の結末ですが、妻は離婚を覚悟しました。
夫も最初は逆ギレして(意味不明ですがこんな夫は多いです)離婚を承諾したものの、結局は「離婚を考え直してほしい」と妻に懇願してきたそうです。
浮気が再発する確率を上げてしまう「最大の原因」
事例1も事例2も、どちらのケースにおいても2度目の不倫で、結局は離婚になりませんでした。
つまり、二度目の不倫も「過去の不倫」となったわけです。
なぜ、夫(妻)はまた浮気したのか!?
「夫は病気(性依存・不倫依存)ですから、一生治りません!」と諦めるなら、そういうことかもしれません。
一生治らない病気の夫なら、この先夫婦を続けるかは妻の決断ですよね。
もう治そうと思わないですよね。
だって治らないんだから。
果たして、そこまでの病気(依存症)なのか。
カウンセラーとしての私の見解では、本当に一生治らないレベルの病気的な浮気性は、全体の「5%程度」というのが実態です。残りの95%は違います。
再発確率を高めてしまう原因は、1度目の不倫が終わったあとの夫婦関係のあり方にあります。
・「もう夫(妻)のことを信じられない、信じない。許しません。」そんなまま何年も苦しむ自分でいいのか。
・「不倫した夫(妻)はもう愛せない。女(男)としても見れない。気持ち悪い。」その状態で仲良く円満に過ごせる夫婦がどれだけいるでしょうか。
した側の夫(妻)がどう向き合ってきたかも大切ですが、すべてを相手に委ねる(期待する)ことは不可能です。
不倫が終わっても、お互いの本音や問題を有耶無耶(うやむや)にしたまま、あいまいな関係を続けていなかったでしょうか。
一度浮気した人がまたする確率を高めるのは、そういった「形だけの再構築」が大きく影響します。
二度目の不倫こそが夫婦を見極める「限界点」、三度目が起きないためには
寛容な言い方かもしれませんが、一度目の浮気があって、今回二度目だった。
ここがまさに勝負どころというか、夫婦を見極める限界点だと思います。
なぜ、また問題が起きたのか!?を誤解釈しないことです。
二度目の再発に直面したとき、「あのとき離婚すればよかった」と後悔される方もいます。
しかし、私はこう思います。
「あのとき(一度目のとき)、こうすればよかったのに(もっと根本から夫婦で向き合っておけばよかったのに)」と。
安心や安全を求めすぎて、お互いを「家族のような存在」にしてしまいがちです。
この「平凡で退屈な結婚生活」こそが不倫の最大の引き金です。
3度目(2度目)を防ぐには、夫婦に適度な「新鮮さ」「刺激」「情熱」「サプライズ}は必要です。
「相手は当たり前にいる存在ではない」
「この人を失いたくない」
と相手に思わせる自分になれること。
自分自身を充実させ、女(男)としての魅力を取り戻すことも必要です。
相手に関心がある、相手に好かれたいという気持ちをもち、常に興味を惹きつけ合う努力を意識して行うことです。
これ以上の再発を防ぎ、本当の意味で前を向くために、今度こそ曖昧にせず、夫婦の根本的な問題に切り込む覚悟を持ちましょう。
一人で抱え込まず、専門カウンセラーである私にいつでもご相談くださいね。



