浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
不倫真っ只中のときに比べれば、ほっとする、安心するときもあり、幸せを感じることもあるけど、心の底からすっきりする日はない。
あの時の光景や、苦しみが、走馬灯のようにフラッシュバックする。彼女との疑似恋愛を思い出している夫とは間逆です。
彼女と過ごした時間。
夫は
どんな気持ち、
どんな思いで、
なぜあのようなことをしたのか。
彼女と行ったレストラン、
彼女と行った行楽地、
彼女と行った旅行、
彼女と行ったホテル、
いつ、どこへ、どんなところへ。
どんな気持ちで。
何回行ったのか。
そのとき、私(妻)のことをどう思っていたのか。
不倫がばれた、発覚した。そして自白した。
離婚して女をとるのか、女を切って夫婦をとるのか。
妻(家族)を選択した夫だった。
究極の選択だったのか。
いやいや、夫にとっては究極ではない。
女の運命まで背負うつもりなんてない。
責任を負わなくていい、ただただ楽しい事、刺激のある事を女と共有していればいいだけだったから。
楽な関係です。
ただその代償は大きいもの。
かなりのお金が不倫に使われた。
仲間、知人も離れていった。
不倫で失ったものの大きさが身に染みてわかってきた。
そしてさらに失ったものは、
妻の信頼。
妻にとって、信頼、安心というものは最も大切なもの。
それがこの不倫という愚行によって失うことになる。
やはりその原因は”嘘”。
あのときのあれも”嘘”、それも”嘘”だった。
嘘で塗り固め、さらに嘘をつく。
嘘をつき通していくから、つじつまが合わなくなってくる。
そんなことは言っていない!と、言ったことさえ忘れてしまう。
妻には信じられない。覚えていないなんて。
だからよけい信頼できなくなる。
不倫に終止符が打たれた後でも、まだ嘘をついていることがあるに違いないと。
夫はどこまで真実を話しているのか。
まだ何か隠していたり、本当のことを言っていないと妻は感じる。
なぜ不倫した?
「ただなんとなく、成り行きで、、、」
彼女のことを愛していたんだろ!?
「いや、愛しているとか、一緒になりたいとか、そんな気持ちはなかった」
「でも、これだけの関係をしていたってことは、好きだったということか。そうだったのかもしれない。」
他人事か。それにほんと曖昧です。
妻が納得するわけがない、
そんな気持ち程度でできることなのかと。
でも、本当のことだから、そう言うしかないのか。
夫にとっては、もう終わった、彼女とは切ったから。それで幕を閉じれるものと思っている。
女から慰謝料をとった。誓約書を交わした。
それでもう十分だろう、解決したんだろうと。
いい加減、妻は前を向いて欲しい。
世の不倫夫の多くはそう。
でも妻としては、
どうして終わったなんて、あなたの口から言えるのか!?
私が前を向けと!?
前を向いていないのは夫。
それに真実を知りたい、本当のことを言って欲しい。
「もう終わった、会っていない、連絡もとっていない。それが本当のこと。真実だ!」
そうじゃなくて、
なぜ何度も旅行に行ったのか、
なぜあのレストランに連れていったのか。
なぜあのホテルに、、、
なぜあんなプレゼントをしたのか。
なぜあの女なのか、
なぜ、あのとき私にあのように言ったのか!?
その奥の底にあった思いとは!?
もっと知りたいのです。
夫にとっては、妻にすべて話すことは妻を傷つけることになる。
さすがに言えない。
墓場までもっていくつもりなのか。
本当のことを話すべきでしょう。
夫にとってはどうでもいいことが、妻にとってはそうではない。
まだ隠している間は、妻の心は救われない。
フラッシュバックで苦しまれている方は多いのですが、した夫たちの向き合い方次第では、もう少し早く妻は回復できるのにと思えてなりません。

